2021-03-30 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
また、遠隔オンライン教育は、緊急時におきます子供たちの学びを保障することはもとより、日常的な学びの場面でも、他の学校、地域や海外との交流なども含めて、今までできなかった学習活動を行うことが可能となることから、文部科学省としては、学校現場で参考となるような優れた取組事例の情報を収集し、発信、共有するとともに、文部科学省ホームページ内の子供の学びの応援サイトにおきます児童生徒、子供たちの学習に役立つ教材
また、遠隔オンライン教育は、緊急時におきます子供たちの学びを保障することはもとより、日常的な学びの場面でも、他の学校、地域や海外との交流なども含めて、今までできなかった学習活動を行うことが可能となることから、文部科学省としては、学校現場で参考となるような優れた取組事例の情報を収集し、発信、共有するとともに、文部科学省ホームページ内の子供の学びの応援サイトにおきます児童生徒、子供たちの学習に役立つ教材
ICTはこれからの学校教育を支える基盤的なツールであり、特に、これらを活用して行われる遠隔オンライン教育は、緊急時における子供たちの学びを保障することはもとより、日常的な学びの場面においても、ICTを利用して空間的、時間的制約を緩和することによって、他の学校、地域や海外との交流なども含め、今までできなかった学習活動を行うことが可能となります。
また、緊急時におきます子供の学びを保障する手段としての遠隔・オンライン教育が注目され、GIGAスクール構想を前倒しをして実現することにより、学校のICT環境の整備が急速に進むこととなりました。
また、中山間地域などにおいて、学校ICT環境を利用した遠隔・オンライン教育を行うことにより、子供たちが多様な意見や考えに触れたり、協働して学習に取り組んだりする機会の充実を図ることも可能になると思います。
そのような事情がない場合において、教師が対面指導と遠隔・オンライン教育とを使いこなすことで個別最適な学びと協働的な学びを実現するよう、取組を進めてまいりたいと考えています。
文科省としては、まずは義務教育段階における一人一台端末の実現を始めとするICT環境の整備を早急に進め、教師が対面指導と遠隔オンライン教育とを使いこなすことで、個別最適な学びと協働的な学びの実現に向け必要な取組を進めてまいります。
このオンライン教育というものは、コロナ禍のような感染症、また災害などの非常時における学びの保障、それから学校に行きたくても行けないと、不登校ですとか病気療養児など、そういう子供たちへの学習支援として遠隔オンライン教育、非常に有用ではないかなと私も期待をしております。
学校教育におきましてICTは基盤的なツールとして必要不可欠なものとなっており、学びを保障し充実する手段、ツールとして、発達段階に応じて遠隔・オンライン教育も活用していくことが重要であると思っております。
また、並行して、質の高い教育の実現を図るため、学校におけるICT活用の拡大に向けた教員研修の充実やGIGAスクールサポーターの配置促進、オンライン学習システムの全国展開、全国学力・学習状況調査のCBT化や教育データ利活用に関する検討を進めるとともに、今後の遠隔・オンライン教育の充実やデジタル教科書の普及促進に向けて、児童生徒等の発達段階を考慮しつつ、ICT環境整備の状況も踏まえながら、制度改正を含めた
また、並行して、質の高い教育の実現を図るため、学校におけるICT活用の拡大に向けた教員研修の充実やGIGAスクールサポーターの配置促進、オンライン学習システムの全国展開、全国学力・学習状況調査のCBT化や教育データ利活用に関する検討を進めるとともに、今後の遠隔・オンライン教育の充実やデジタル教科書の普及促進に向けて、児童生徒等の発達段階を考慮しつつ、ICT環境整備の状況も踏まえながら、制度改正を含めた
こうした課題に対応するため、感染症等に対応するとともに、きめ細かな指導を行うための少人数による指導体制の計画的な整備の検討、GIGAスクール構想による一人一台の端末環境や校内の通信環境の整備など、ハード、ソフト、人材の一体的整備の加速、教師が対面指導と家庭や地域社会と連携した遠隔・オンライン教育等を使いこなすことによる協働的な学びの展開などに取り組んでいく必要があると考えております。