1969-02-25 第61回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
○斎藤(実)分科員 それじゃ長官に率直にお尋ねしますが、遠洋漁業それから沿岸漁業、これは中小漁業も入りますけれども、沿岸と中小漁業とそれから遠洋漁業、資本漁業といいますか、海外に出ていっている漁業、この二つに分けて、一体どっちにウエートを置いているのですか。
○斎藤(実)分科員 それじゃ長官に率直にお尋ねしますが、遠洋漁業それから沿岸漁業、これは中小漁業も入りますけれども、沿岸と中小漁業とそれから遠洋漁業、資本漁業といいますか、海外に出ていっている漁業、この二つに分けて、一体どっちにウエートを置いているのですか。
いわんや、單独講和になつて東方や南方の漁区が拡張されたからとて、そこへ行く一部大遠洋漁業資本が跳梁、跋扈をはげしくするだけであります。日本の真の漁業の発達にはなりません。 次に、底びき漁船の義理は小企業に酷で大企業にゆるやかに行われるような仕組みになつている。従つて、資本の集中をその過程の中に推し進められることは明らかであります。
しかしその場合に、委員長は民間より選出すべし、沿岸漁業と遠洋漁業、資本漁業との最も調和をとつて、円滑に推進して行くところの可能性のある民間人を出すべしという、希望意見を申し出ておいたのであります。その後家坂氏を政府が選定したということが新聞に見えましたので、坂本氏にその点をただしたのでありますが、大体それを了承しておるような回答であります。
次には金融の問題でありますが、水産金融にありましては、大体主として復興金融金庫の融資の問題でありますが、遠洋漁業、資本漁業会社、その他加工、製氷等には相当融資をされたようであります。しかるに一番重要な沿岸漁業に対する融資がどうも不徹底なようであります。