1951-02-19 第10回国会 参議院 決算委員会 第7号
その前にちよつとお断り申上げて置きたいことは、この決算当時は遞信省でございましたが、二十四年の六月から郵政省、電気通信省に分れでおります。私はこのうちの電気通信省分につきまして御報告申上げたいと思うのであります。
その前にちよつとお断り申上げて置きたいことは、この決算当時は遞信省でございましたが、二十四年の六月から郵政省、電気通信省に分れでおります。私はこのうちの電気通信省分につきまして御報告申上げたいと思うのであります。
○説明員(山名酒喜男君) 遞信省所管の事項で五四九号は職員の給料等のり名義で出しました金をみだりに使つたという事件が遞信省航空保安部であるという問題であります。架空名義で六百万円の金を出して三百四十七万五千円使つて残りのものを、現金を保管して職員に一時融通しておつたという事件であります。
○委員長(前之園喜一郎君) 次に遞信省の関係に移ります。時間も過ぎておりますが、少し何ですが、大分遅れておりますから説明だけでも一つ聞きましよう。 五四九号乃至五五〇、それから五五一号乃至五五六号、これだけ会計検査院の御説明を願います。
この売拂いの予定額の資料を見ますると、運輸省、遞信省、大蔵省等の特殊物件の売拂いの予定は、相当巨額に予定されておりますが、これらの省における特殊物件はどのようなものでありまして、その売拂いは省内にするか、それとも省外の商人に売拂いをする予定になつているのかという点につい て、お尋ねをしておきたい。
そのときに、これは半官半民の経営でありまして、遞信省からその四〇何パーセントの出資をしておるのであります。そうして、ここで侵略的なもの、或いは独占制というものがこの通信事業に打立てられたということになります。昭和九年から特別会計が実施された、それから後、昭和十二年以後はこの国防体制を確立するために、遞信省では約八千二百万円の一般会計への繰入れをやつておるのであります。
そういう見地から申しますと、ずつと昔は遞信省においても、郵便料金のゾーンシステムというのがあつて、例えば北海道に郵便物を出す場合と、東京都内に出す場合とは値段が違つておつたのであります。ところが全國一括して郵便も一つ、電信も一つ、距離が違つたつて負担が同じ、画一料金主義に変つて來た。これはいわゆる一國一経営の大事業のうま味であつて、そういうことでやつて來ておるのであります。
尚、特別会計に触れましたから、ちよつとさつきの山口君のお話に触れて申しますが、遞信省が昭和九年に特別会計を拵えましたのは、政府に巻き上げられる、政府の方に出す金を殖やすためにしたのではないのであります。当時昭和八年の遞信省設備費といたしましては、僅かに私の記憶では宮崎縣の郵便局を直すための十五万円ぐらいの新営費だけしか持つていなかつたのであります。
○カニエ邦彦君 ちよつと総理に一、二点伺つておきたいのですが、今度の行政機構の簡素化を図るといつて総理はやかましく言つておられるのですが、この遞信省が一省であるやつが二省になつた、二省にせなければならんというようなことについて簡單にお聽きしたいと思います。
そこでこの次官会議で、昨年のたしか十二月の二十八日ごろほとんどきまつたものが、情勢の変化と遞信省のパンフレットには書いてありますが、情勢の変化でひつくり返つたのだそうであります。それが先ほど土橋代議士から質問になつたように、國会も人事院も知らない間に、だれが挿入したかわからない條文が入つておつたということと結びつくだろうと思うのであります。
○千田正君 続いて遞信省に御質問申上げたい点は、一五一頁の「職員の犯罪により國に損害を與えた事項」というのがありますが、最近殊にこの戰後におけるところの犯罪が相当増加する一方であり、又その犯罪のいろいろのやり方が智能犯的な犯罪が非常に多くなつて來ておる、その処分に対しましては御報告があつたようでありますが、單に犯罪を犯した者に対してのみのことばかりでなく、或いは監督の責任ある者に対しては、譴責若しくは
○千田正君 それでは次は遞信省の部分でよろしいですか。
○千田正君 遞信省の分としましてちよつと伺いたいと思いますが、一四八頁の「不当と認めた事項」の中の「予算を流用して給與の増加を図るなど措置当を得ないもの」、その中遞信省回線統制本部で同省総務局から資金の前渡を受け、昭和二十一年十二月から二十二年三月までの間に、支拂つた事務費、或いはその中に同部の職員に対する報勞金、又は宴会費、こういうものが当を得ないで支出されておりまするが、この点につきましてのその
それを不肖は某工場に対しまして隱退藏物資があるということを主張しましたところが、それは遞信省の所有であるという僞造証明らしきものを出されました。
○小川友三君 関連しまして生ゴムの話ですが、それは遞信省の所有であつたというのですが、遞信省当事者を調べましたら遞信省の所有ではなかつたのでありまして、それは僞造証明書であるということをこの委員会を通じまして檢察廰からお調べを賜わりたいと思います。
○小川友三君 関連しましてちよつと……、遞信省の所有物であるという証明書を見せて警察を追つ拂つておりますが、それは遞信省の方では出した覺えがないという答弁でありますので、僞造証書、公文書僞造行使であると思いますので、その点に重点を置いて頂きたいと思います。
○遞信省電波局長(網島毅君) 只今の御質問に対して御説明申上げます。この法案におきましては、日本放送協会及び一般放送局に対しまして、免許の有効期間は一應五年ということにいたしておるのでございますが、これに対しましては、私共といたしましてはこういうふうに考えておる次第であります。
○遞信省電波局長(網島毅君) 五年経つた後の免許の更新を一年としたことについてでございまするが、現在の状況から判断いたしまして、それから又過去におけるところの一般無線及び放送件業の驚異的な発達から考えまして五年後の我が國及び各國の放送事業がどういうふうになるかということは今俄かに速断することができないような状況でございまして、且又この放送事業といいますのは御承知のように電波を使用するものでございまして
○委員長代理(淺岡信夫君) 星野委員に申上げますが、只今ここにお見えになつておる政府職員は中小企業廳の小笠振興局長、大藏省銀行局の復興金融課長杉山知五郎君、又経済安定本部の雇用安定課長海老塚政治君、同課小林利男君、それから運輸省海運総局海運局長長岡田修一君、それから引揚援護廳の援護課の河原輔之君、それから放送協会の企画部長で南江治郎君、それから遞信省電波局管理課長長荘宏君、それから復員局の田島技術官
又私共の命数もいつまでか分りませんけれども、恐らくこの精神は、遞信省の事務当局においても引継かれて、いや増すこの通信事業の從業員の人的素質の向上といいますか、そういう方面に向つては、努力をしない限り、我が國の遅れたる通信事業を世界各國の通信事業に伍して、本当に完璧を期し得るということは不可能と思います。
遞信省が講習所をこさえて勝手に教育している、こういうのでありますか。
○国務大臣(冨吉榮二君) 昭和二十三年度遞信省所管一般會計、通信事業特別會計及び簡易保險及び郵便年金特別會計の歳入歳出豫算について大要を説明いたします。 先ず一般會計におきましては、その歳出額は六十二億三千八百萬圓となつております。
これに對しまして末端まで政府の意圖するところ、或いは値上をどうしてもやらなくちやならないというところが滲透して、遞信省が一固まりとなつて、この値上げの理由というものを国民大衆にも了解して貰うという方法を今までお取りになつたかどうかということについて御回答を頂きたいと思います。
從來遞信省におきましては、その業務の特殊性に基き、從業員に專門的技能を與えることの缺くべからざる重要性を鑑みまして、從業員に對し所要の訓練を施して参つてのであります。即ち古くから當省固有の養成機關を設け、事業各般に亙り、各種の程度の訓練を行うの外、必要に應じては、現場において特殊の專門的技能を修得せしめ、事業の運營を直ちに活動し得る從業員を養成して來たのであります。
○新谷寅三郎君 遞信省設置法案の連合委員會は結構です。その外に正式の審議がむつかしければ通信委員會の方で……、仕事に非常に關係がありますから打合會なり何かの形で以て、通信委員會で十分檢討して參つた方がいいと思います。
昭和二十三年六月八日(火曜日) 午前十時四十一分開會 ————————————— 本日の會議に付した事件 ○昭和二十一年度歳入歳出總決算(内 閣提出) ○昭和二十一年度特別會計歳入歳出決 算(内閣提出) ○特殊財産資金歳入歳出決算(内閣提 出)(商工省、遞信省所管) —————————————
この問題は讀賣新聞に本日出ておりましたが、大藏省竝びに遞信省の事務當局の間では、郵便貯金竝びに郵便年金の第二封鎖は金額を活かすということに極く最近意見が一致を見まして、政府としてまだ形式的には、正式に決定という形は取つておりませんが、事務當局の意見は一致いたしておりますから、御了承を願いたいと思います。
今のお尋ねでありますが、郵便貯金の方は今御説明がありましたように、預金部の方で取扱つておりまして、從來簡易保險の方は國家資金の一元化というようなわけで大藏省でやつておつたわけですけれども、今囘全國市長會議の際或いは町村長會議の際の決議によつて、或いはその他非常に澤山な、元に復歸して遞信省で運營して呉れという請願なり、希望なりがありますので、遞信當局としては目下大藏省と交渉して何とかこれを遞信省が運營
遞信省若しくは郵便局がその運用を直接やつていなかつたのであります。それから簡易保險や郵便年金の運用は、私詳しいことはお答えはできませんが、戰爭中に運用を大藏省に皆一括しており、運用を大藏省の手でやることに相成つておりまして、戰爭中やつたものはまだ全部遞信省にその運用權を返還されては參つておらないのであります。後の問題は更に政務次官からお答えいたすことにいたします。
それから今後の増設につきます資材等の關係でございますが、今年度におきましては、先程安本の政府委員からも御説明がありましたように、現在豫算に盛り込んでおります程度の増設數につきましては、大體資材の裏付けもございますし、又昨年度の遞信省の架設いたしました工事能力からいいましても大體完了する確信を持つております。
で、こういう状況はいろいろの原因から起つておると思うのでありますが、成るべく政府の支拂は早くして貰いたいということを先般も遞信省にも要望したのであります。いろいろ手續の關係でそれが十分にできないこともあるだろうと思います。
○新谷寅三郎君 質問をいたします前に、安本の政務次官が見えておりますから、一言申上げまして、御所見を伺つて置きたいのでありますが、前囘の委員會におきまして、委員から安本の政府委員の御出席を求めましたところが、遞信省と大藏省の政府委員が出席しておれば自分達の方は出席する必要がないという御返事があつたそうであります。更に政府委員の出席を要望いたしましたが、遂に御出席はありませんでした。
それが遞信省の中だけで自由自在になるというものではなく、誰が見てもそういう標準に當嵌つているかいないか、はつきりするようにして頂くということが最近問題になつております。工事上のいろいろの不正事件の防止にもなるだろうと思うのであります。それから最近の問題では事實上工事ができるかできないかという問題がこれと同じようにある。
○堀越儀郎君 今の公債發行に要する經費を差引きますと、普通の言葉で言えば、遞信省の手取りはいくらになりますか。二萬圓の公債を負擔さして所要經費を差引きますと……。お分りでしたらちよつと知らして頂きたい。
遞信省の方で、折角重要度において、重要加入だから、つけるというような取扱いをせられましても、名前だけは、そういう重要加入者の名前を借りて、實際はそうでない加入者が使つておる。それで、優先的につけて貰らうというような例もありますが、負擔が大きければ大きい程、そういう危險がより多くなる恐れがある。
となつておりますが、こういうことに對していろいろ官廳方面から聽きますと、たとえば遞信省の分離問題とか、相當重大な問題があると思いますが、そういつたものはこの法律案と並行して出されるのがわれわれとしましては最も好都合であるし、またその方が正しいのではないかと思いますが、そういうものは大體もう準備はできているのか否かということを最初に御質問申し上げたいと思います。
それから遞信省關係について申しますと、國際通信ですが、對外電信電話連絡、これはやはり中央標準時によることになつておりまして、これは國際協定によつておるそうであります。國内的には遞信省の達によつてそう取扱つておるそうでございます。國際放送電報の送受信時刻、これも同樣でございます。それから國際通信者の通信割當時間、これは遞信省内の通達によつて、その標準時によることになつておるようでございます。