1948-06-10 第2回国会 参議院 通信委員会 第12号
こういう點に關しまして、遞信當局は何らなすところなく、いわゆる誤れる民主化というようなことによつて、全然任せつきりにしておくのでありますか。それともそういう點の運動等におきましても、誤つた方向に向かないように、要するに壓力を以て從業員の思想等を動かすというようなことのないように努めておられますか。その點ちよつと重ねてお願いいたします。
こういう點に關しまして、遞信當局は何らなすところなく、いわゆる誤れる民主化というようなことによつて、全然任せつきりにしておくのでありますか。それともそういう點の運動等におきましても、誤つた方向に向かないように、要するに壓力を以て從業員の思想等を動かすというようなことのないように努めておられますか。その點ちよつと重ねてお願いいたします。
○政府委員(五坪茂雄君) お話のごとく郵便關係に御承知のような犯罪者を多數出したということは誠に遺憾なことでありまして、これは遞信當局の責任であると思います。誠に申譯がありません。多數の者の中どうも監督も十分行き届かんというような關係からこうしたことがあつたわけでありますが、今後は監察事務を強化いたしまして、できるだけこういう犯罪をなくすることに努力して行きたい、かように考えるのであります。
今のお尋ねでありますが、郵便貯金の方は今御説明がありましたように、預金部の方で取扱つておりまして、從來簡易保險の方は國家資金の一元化というようなわけで大藏省でやつておつたわけですけれども、今囘全國市長會議の際或いは町村長會議の際の決議によつて、或いはその他非常に澤山な、元に復歸して遞信省で運營して呉れという請願なり、希望なりがありますので、遞信當局としては目下大藏省と交渉して何とかこれを遞信省が運營
GHQから特に發表されておるということ、GHQが手を著けたというようなことは、日本政府の遞信當局頼むに足らずというような考えからされたものであると思う、そういう點についてもお伺いしたいと思います。
○政府委員(藤井丙午君) すでに遞信當局の方から詳しく御説明があつたと存じまするが、御案内のように、この戰災復舊等、遞信關係事業におきましても、本年度におきまして百八十二億というような厖大な建設事業、復舊事業をしなければならんというような事情にございまして、一方財源關係におきましては、これ亦すでに御説明があつたと思いますけれども、なかなかこの建設資金の財源の捻出ということは非常に問題でございまして、
○國務大臣(三木武夫君) 獨立採算制の見地からいたしますならば、遞信當局といたしましては、この際三倍の程度の値上げを必要としたのであります。併しながらそれはまだ一月から實施することになつております新給與の水準も未だ決定をいたしておりません。又四月から或る程度の物價體系というものも改訂を必要とするでありましようが、それがどの程度になるかも今日の段階では豫測することが困難であります。
それで甚だ本意じやないけれども、公器であるところの行嚢を使つて食糧品を取つて、それが問題になつたというような點もあつて、これは正當なる手段であるというようなことを放言いたしておるのでありますが、一般國民に及ぼす思想的影響もありますし、又こういう點の解決ということも遞信當局において當然なされなくちやならん點であると思いますから、こういう點においてはどんなことになつておりましようか。
○新谷寅三郎君 先程どなたからかお話があつたように記憶するのですが、こういう料金問題のような全般的の問題を審議するのに非常にいい資料になると思うのですが、かねて遞信當局から近い間に出すというお話のありました通信の實情を書いたいわゆる白書というようなもの、それを近い内にこの委員會にでも御提出になる御意向がありますかどうかですか。私はできればそれを早く出して頂きたいと思いますが、如何ですか。
政府は輓近かかる事業形態存續は業務の健全なる發展を阻害するの非を認め、これが改革に手を染めんとせるも頑迷なる遞信當局は、特定局長と一體となり、本制度の弊害より生ずる國民生活の不便と從業員の苦衷を顧みず七十有年前に企畫された典型的封建制度の温存を策謀せるは眞に國家事業を冒涜するものと斷定す。 吾等事業愛にもゆる從業員は、國家再建の新らしい觀點に立脚し、洽く國民各位の輿論に訴え。
私の言いますことはもう少しこの制度を存置することによつてはつきりした、先程もお話がありましたように、事業の經濟制ということを考えてこういう經濟的な利點があるからこの制度は存置しなければならないという御意見の少くとも基礎としては決して只今のお話は根據にならない程度の薄弱なものだ、もつと別なものがございましたら又私共考えなければなりませんけれども、この程度のものでございましたら、遞信當局が特定局制度を存置
この點を餘程はつきりいたしまして、世間にもよく話をして、こういうものが本當の原因であるというようなことを理解しておくということが非常に郵便物に對する信頼或いは遞信當局に對する信頼にもなると思いまするので、先程お伺いいたした次第でございますが、その人の運營という點についても、十分訓練をされておることを拜承したわけでありますが、尚一層一つ御努力をお願いいたしたいと思います。
しかしこれは、なお相當遞信當局の方とも打合せをいたしませんと、これは選擧の際は無料郵便もございまして、郵便の集配能力その他の點から申しても、はなはだ困難ではないだろうかと思うのでございます。これは選擧民に、それだけ不在者投票ををいたします場合に、特別の負擔をかけるわけでありますから、でき得ることならば、そのような手続をとれるようにいたしたいと思つております。なお今後研究をいたす豫定でございます。
こういう意味から、外國においても、國内においても、平和を象徴するこういう方面の切手の發行により、思わぬ財源の獲得ができるという點に、政府も御留意になつて、特に遞信當局と文部當局が常に密接な連絡をとられて、いかなる切手、いかなる意匠をつければいいか。
その人員は遞信當局の方から人員の數というものは配置になるものか、またはその請負をしておりまする特定郵便局の局長の腹でその人數をきめるべきものかその點をちよつとお伺いしたいと思います。
從つて官廳の執務時間については勞働協約と認めないという解釋が遞信當局でとられておるのです。ところが一方從業員の方では、これも勞働協約の一種である、こう解釋しておるのです。いずれその解釋の相違は中央勞働委員會が裁決すると思います。
しかし一番大きな問題でありまする一日拘束八時間勤務時間制の問題につきましては、つまり官廰執務時間以外のいわゆる現業官廳の三番交替の勤務につきましては、勞働協約におきましてはさらに遞信當局と組合との間に協議の上決定していくということになつているわけでありまするが、この現業事務の勤務時間につきましては、目下經營協議會に付議中でありまして、經營協議會の中にさらに專門委員會をつくりまして、官側と組合側との專門委員
そうして國會に提出になるということ、この點につきましては、鐵道運賃の場合と違いまして遞信當局のとられた態度というものに對しまして、その熱意に對しましては喜んでいる者でありますが、その料金の取扱いに關して御考慮願いたいことは、あくまで郵便料金の値上げ、電信、電話その他の値上げによる通信の復興ということは、日本の經濟最建の最も重要な役割を果すための郵便料金の値上げであるということに觀點を置かれまして、そうしてそのためには