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260件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2020-11-17 第203回国会 参議院 法務委員会 第2号

山添拓君 裁判所というのは、とりわけ最高裁行政行為に対する違憲審査権も持っていますので、行政府をそんたくするような最高裁の構成になってはならないと思うんですね。少なくとも、司法独立というのは、その意味独立性が求められ、内閣人事権背景に、任命権背景にその人事に介入してよいということにはならないと。

山添拓

2019-11-07 第200回国会 衆議院 憲法審査会 第2号

ウクライナ憲法裁判所は、法律などの違憲審査権だけでなく、憲法改正に際し、国会からの憲法改正案の送付を受けて、第一に、憲法改正の内容が憲法の定める枠内におさまっていることという内面的な側面と、第二に、憲法改正の手続が憲法の定めにのっとっているという手続的な側面の両面から客観的にチェックする権限も有しているとのことです。

森英介

2019-05-29 第198回国会 衆議院 内閣委員会 第20号

一方、解散はそこまで書いていないので、この解散権については、統治行為論という裁判所判断、これも非常に評判が悪くて、憲法学者法学者の間では、最高裁、どうなっているんだ、こんな統治行為論を乱発するようでは最高裁判所意味がないじゃないか、違憲審査意味がないじゃないかという議論にまでなっています。  

高井崇志

2019-02-27 第198回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号

なぜ私が憲法裁判所と言い出したかというと、この違憲審査権、憲法八十一条の違憲審査権、最高裁にあるわけですけれども、これはなかなか機能していないんじゃないかと。こうやって最高裁統治行為論だと言って逃げていくと、重要な憲法違反判断が何もされなくなってしまうということを私は大変危惧をしているわけでございます。  

高井崇志

2018-11-02 第197回国会 衆議院 予算委員会 第3号

また、憲法上も、違憲審査権というものが与えられていて、それに基づいて最終的に有権解釈権を有する最高裁判決が出たというような意味においても、司法に訴えない段階での県民投票は、これは間違いなくいいですよ、いいです。しかし、司法に訴えて、最高裁判決が出た後の県民投票というのはどうなのかということを二点目にやはり指摘しておかなきゃいけないと思います。  

下地幹郎

2018-04-10 第196回国会 参議院 法務委員会 第7号

このように最高裁判所裁判官任命資格を四十歳以上としているのは、最高裁判所司法権最高機関であって、最終審としての違憲審査権や規則制定権等を有する裁判所であることから、これを構成する裁判官については、識見が高く法律の素養がある人物であることはもとより、その重要な職責を果たすために一定の人生経験を重ねた相応の年齢にあることを必要としたものと考えられるところでございます。

小出邦夫

2018-03-30 第196回国会 衆議院 法務委員会 第5号

これは一般論で結構ですけれども、例えば、今、小野瀬局長、今国会にも内閣の方が出したいと言っていらっしゃる民法改正ですか、深く携わってこられていると思うんですが、一般論として、仮に、裁判官として裁判所に戻ったときに、御自身の携わった例えば民事関係法令改正民法、こういったものが違憲審査にかかったようなときというのは、携わることというのは制度上あり得るんですか、それとも一切ないんですか。

山尾志桜里

2017-04-11 第193回国会 参議院 法務委員会 第5号

日本の場合、裁判所が具体的な訴訟事件裁判するときに、その前提として解決に必要な限度で適用される法令違憲審査を行う、いわゆる付随的違憲審査制度ですから、憲法裁判所を持つ韓国とは簡単に比較することはできませんが、しかし、最高裁憲法によって違憲立法審査権が付与されているわけですから、憲法専門職がないというのは、これは改める必要があるのではないかというふうに思うわけですが、ちょっと時間もございますので

糸数慶子

2016-11-24 第192回国会 衆議院 憲法審査会 第3号

さて、安保法制制定過程において明らかとなったことがあるとすれば、民進党や共産党がおっしゃるような安倍政権による立憲主義の破壊ではなくて、まさに現行憲法違憲審査制度機能不全に陥っているということであります。  日本国憲法にあっては、司法消極主義のもと、最高裁がいわゆる統治行為論をとってきたため、憲法最終解釈者としての司法、すなわち最高裁役割が十分に発揮されない状況が続いてまいりました。  

足立康史

2016-11-17 第192回国会 衆議院 憲法審査会 第2号

なお、先ほど来のお話の中で、民進党は、憲法裁判所につきましては、民進党政策集で、「政治行政に恣意的な憲法解釈をさせないために、憲法裁判所設置検討など違憲審査機能拡充を図ります。」としております。  また、七十一年たっているという御指摘がございますが、フランス人権宣言フランス憲法典一つとして、また、アメリカ憲法、いずれも二百年以上歴史を刻んでおります。  

武正公一

2016-02-03 第190回国会 衆議院 予算委員会 第6号

○石田(祝)委員 ですから、これは国民主権ということが大前提にあって、権力は分かれていなきゃいけない、権力分立、硬性の成文憲法、また違憲審査制、こういうことも設けられている。その大前提として、統治権への国民参加。そして、公のことではないプライベートなところについていろいろとやるということはよろしくない。しかし、公の問題についてはしっかり国会で決めていく。

石田祝稔

2015-09-25 第189回国会 衆議院 憲法審査会 第5号

違憲審査裁判所役割としてあるのですから、チェック機能参議院の特権ではないのです。迅速な意思決定をするため、二院制を維持せず、憲法改正後の次回の参議院選挙時に参議院を廃止し、一院制を採用します。  政党比例候補で当選した議員所属政党に除名された場合は、自動的に議員資格を剥奪することにします。  最高裁判所裁判官国民審査制度についてです。  

土倉啓介

2015-09-25 第189回国会 衆議院 憲法審査会 第5号

立憲主義は法の支配を踏襲しなければならないですし、最高裁は、三権分立で、下級裁判所と同様、違憲審査を担うのですから、他国の圧力があっても、高度の政治判断を要するものでも避けないで、最高裁が時の政府の意向をそんたくせずに司法判断をするべきです。  日米安保条約に基づく駐留米軍我が国の戦力でないとしても、外部からの武力攻撃に対しては日本国民を守るよう求めることになります。

土倉啓介

2015-09-07 第189回国会 参議院 憲法審査会 第4号

なお、現在最高裁判所が持つ違憲立法審査権を強化する観点から、参議院によるチェック機能一つとして、最高裁違憲審査を求めるための勧告権参議院に付与するといったことも検討されるべき論点であると考えます。  以上、二院制に関して我々維新の党の基本政策を基に意見を述べてまいりましたが、これらの項目はいずれも憲法改正抜きには実現することは困難であることを申し上げ、意見表明としたいと思います。  

清水貴之

2015-07-29 第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第4号

そして、日本裁判所は、具体的な事件が起こるまで違憲審査を行わないという付随的違憲審査制を取っています。自衛隊員国民犠牲者が出て初めて戦争法制合憲性判断されます。それでは取り返しが付かないから、内閣法制局が法の番人憲法番人として監視してきたんじゃないんですかね、法制局長官。  今長官は、大変失礼な言い方になるかも分かりませんが、安倍政権の番犬じゃありませんか。

吉田忠智

2015-07-08 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第18号

ただ、砂川判決においては、これはもう取り上げたように、日本裁判所においては具体的な違憲審査権を持っていても抽象的な違憲審査権を持っていない。こういったことも含めて考えると、国際法上の考え方も、判例が仮にこじつけになってしまって解釈されている危険性があるのであれば、これは困っていくんだろうと思います。  維新の党が提示している解釈手法国際法上否定されているわけではないというふうに考えます。

篠原豪

2015-06-19 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第12号

三つ目には、そもそも最高裁判所には具体的な違憲審査権があるだけで、抽象的な違憲審査権を有しません。すなわち、問題となった具体的な事件以外、憲法上の合憲違憲を論じることはないはずなんですね。その中で、たとえ自衛権への言及が傍論であったとしても、そもそも仮定的な事例に対して判断をしないんだろうというふうに思っています。  そこでお伺いします。  

篠原豪