2008-02-20 第169回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第3号
○参考人(齊藤莊藏君) まず、中央環境審議会と産業構造審議会の合同部会の最終報告、京都議定書の達成計画見直しの件でございますが、私どもとしては、この評価結果を尊重したいというふうに思いますが、現状での見通し、決して楽観できるものではないというふうに感じています。
○参考人(齊藤莊藏君) まず、中央環境審議会と産業構造審議会の合同部会の最終報告、京都議定書の達成計画見直しの件でございますが、私どもとしては、この評価結果を尊重したいというふうに思いますが、現状での見通し、決して楽観できるものではないというふうに感じています。
そして、今まさにありましたが、環境、経産両省の合同審議会が二月八日にまとめた京都議定書達成計画見直し最終報告は、追加策を講じれば三千七百万トン以上の削減が可能であるというふうにしております。しかし、これは、中央環境審議会委員や同臨時委員の専門家からも、数字は根拠が明らかでない、計測、報告、検証のできないものだとか、あるいは実効性のない数合わせという批判も出されているというものであります。
最後に、鴨下大臣、確認的な、念押し的な話ですが、この目標達成計画、見直しをする、三月の年度末の閣議決定ということで予定をしている。しかし、その決定後もいろいろな状況変化があると思います。それから、欧米など先進国を初めとした国際的動向もあると思います。
しかし、きょうの新聞各紙の報道でもさまざまな報道がございまして、例えば、きょう資料にはちょっと間に合わなかったんですが、毎日新聞さんの朝刊トップだと、温室ガスが九〇年比七・八%増、京都議定書の達成計画見直しへとあるわけですね。
〇七年末の達成計画見直しでは、産業界の自主的取組に依存するんじゃなくて、少なくとも大規模な企業には削減計画を義務付ける、排出削減のための産業界との協定化を打ち出すべきだと。