1976-05-21 第77回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号
で、道路振動につきましては、やはり工場振動あるいは初めに申し上げましたいろいろな考慮をもとにいたしまして、検討をもとにいたしまして、夜間が六十、昼間が六十五、商工業地域ではそれよりも五大きい値にいたしました。しかし、病院、学校ではなおそれから五デシベル減らせるようなことにしております。
で、道路振動につきましては、やはり工場振動あるいは初めに申し上げましたいろいろな考慮をもとにいたしまして、検討をもとにいたしまして、夜間が六十、昼間が六十五、商工業地域ではそれよりも五大きい値にいたしました。しかし、病院、学校ではなおそれから五デシベル減らせるようなことにしております。
それから道路振動に入りますと、現在までの東京都で測定したデータによりますと、道路の振動は大体四十から六十二デシベル程度でございます。都心よりは下回っておるわけでございますが、まあこういった事情にかかわらず五十年度中においては五十二件ばかりの苦情が出ております。
それから、その次はその地域性というものがございまして、その次に振動のレベルが影響してくるというようなことに実態上道路振動問題ではなっているというようなところでございます。 以上です。
○中村(清)政府委員 道路振動につきましては、大体いままでは主として二つの方法で対処してまいっております。一つは、路面が非常にでこぼこでございますと振動がひどくなりますので、路面の平たん性を確保するという意味合いで路面を被覆するという方法、これが一つの方法でございます。
ただ私ども、この意見書をまとめる段階で、そういう意味に意見を集約したわけではありませんけれども、少し議論した中では、道路振動ないし道路公害といった場合に、対象となる道路が有料道路である場合と、そうでない一般道路である場合とは少し違うのじゃないか。有料道路については規制なり何なりは、もっと大胆にやられていいのじゃないかというふうに考えています。
○吉田委員長 西宮市、尼崎市で道路振動について調査をされた資料を、先ほど、その一部分を述べられたけれども、できましたら全資料を委員会にいただけないか、こういうことですね。いかがですか。
それから、最後の道路交通振動については、道路対策が一義的であるという御指摘でございますが、御指摘のとおり、法律の中におきましても、道路振動につきましては、路面の補修とか舗装の打ちかえというような道路構造自体の修繕、改善ということを非常に重く見て、法律上の条文としても明らかに入れ、建設省もこの点について非常に積極的な対応をお考えいただいているというぐあいに私どもは承知をいたしております。