1976-05-19 第77回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号
そういうところではどういう状況が起こってきているかというと、道路境の敷石にどんどんすき間が出てくるというような被害、これはもう半数出ていますね。それからお隣の家との間にすき間ができたとかすき間が斜めになって広がった、そういう被害というのは約三〇%、それからへいに割れ目ができたというふうなのが一一%というふうな被害が出てきている。
そういうところではどういう状況が起こってきているかというと、道路境の敷石にどんどんすき間が出てくるというような被害、これはもう半数出ていますね。それからお隣の家との間にすき間ができたとかすき間が斜めになって広がった、そういう被害というのは約三〇%、それからへいに割れ目ができたというふうなのが一一%というふうな被害が出てきている。
その場合も本来はやはり向こう側に一宅地取って、そして例示された事案であれば、四メートルを六メートルにする場合に両側で一メートルずつ広げるということが一番いいと思いますが、これもその道路境をもって地区の集落が分かれているとか、いろいろな事情でなかなかそこまで取り込めないというようなこと、いろんな事情があってやむを得ず拡幅分を全部区域内に取り込むというようなこともある程度行われていると思います。
そして、その区切りの点からまいりますと、やはり道路境であるとか、それから川の境域を境とするとか、または、がけ地をもって——高さの高低差をもってそれの境とするとか、そのような点で指定しておるのが現実的には多いようにわれわれは考えております。