それから、最後になりますけれども、三陸縦貫自動車道全体で見ていくと、一般国道自動車専用道路、Bタイプでいけば、東北全体でいうと三百十一キロが基本計画になって、今実際に供用開始は一六%の五十キロという数字が十三年段階で出ているわけですけれども、整備計画で百七十三で、百三十八キロがまだ基本計画段階なんですね。
そうなってきたときに、またA道路、B道路の先にC道路がつながるということで、更に投資が行われて、そこから先、償還がされるという予定が書かれるわけであります。 そういうような流れの中で、実際三十年償還というのが四十年、五十年償還になってくる。
しかしながら、その一方で、今、委員は図を、A道路、B道路、C道路というふうに図をもって分かりやすく御説明いただきましたように、プール制の範囲を拡大していけば、償還期限が順次延長されていつまでも無料開放されない。
したがいまして、わかりやすく住民に提示できるというのは、いわゆるコストベネフィット分析のようなものを使って、今建設省が道路、BバイCが一・五以上だったらというような話をしますけれども、ベネフィットというのは幾らでも計算の仕方によっては変わってまいります。
そこで、道路局長にお尋ねするのですが、有料道路は、その収入によりましていろいろ諸経費をまかない、元利償還していくわけなんですが、それはどうですか、AならAの有料道路、BならBの有料道路において、独立してこれを決済していくのですか。それとも全国的にプール制にして運営していくことになっておるのか。この前審議したのでありまするが、ちょっとど忘れしているから、お伺いしておきます。