1990-05-11 第118回国会 参議院 予算委員会 第5号
こういう国が栄えるはずはないのであって、今、日本がこれからやらなきゃならぬことは、道義日本の確立でなければならないと考えます。どうぞひとつ、御意見は無用です、私たちは身をみずから持すること厳にして道義日本の確立のために努力したいというのがきょうの質問の結論であります。 ありがとうございました。
こういう国が栄えるはずはないのであって、今、日本がこれからやらなきゃならぬことは、道義日本の確立でなければならないと考えます。どうぞひとつ、御意見は無用です、私たちは身をみずから持すること厳にして道義日本の確立のために努力したいというのがきょうの質問の結論であります。 ありがとうございました。
しかし私は、いまごろ倫理化、倫理化と叫ばれること自体が、道義日本にとっては最大の恥辱ではないかと思うのであります。(拍手)私どもは、敗戦日本を再建するについては一番大切なものは道義であると考えておる。インドの再建を考えたネールさんは、かつて、インドを再建するには鉄にあらず、電力にあらず、インド国民が持っておるプライド・アンド・バーチュー、誇りと道義であると叫びました。
そしてずっと質問が続いて、「国際的にも国内的にも道義日本の確立が急務な今日、教育勅語の復活が無理なら、新たに教育憲章を速やかに制定して教育の大方針を確立していただきたいと思いますが、」とおっしゃっていらっしゃるのですね。 戦後教育の失敗は教育勅語の廃止にある、教育勅語の復活が無理なら新たに教育憲章、だから第一は復活しなさい、それが無理なら教育憲章ということです。
○国務大臣(福田赳夫君) 道義日本という御所見ですね、私は、もうこれは一〇〇%そのように考えておるわけであります。わが日本は、戦争後、平和国家という形で再生をしたわけでありますが、もう国際社会の中においてわが国が国際社会の信頼をかち取るという以外に本当に正しいわが国の生きる道というものはない、こういうふうに思うわけであります。
それは道義日本の確立であると思います。道義日本を国是とし国家目標にしていただきたいと思いますが、総理のお考えを承りたいと思います。
○内藤誉三郎君 国際的にも国内的にも道義日本の確立が急務な今日、教育勅語の復活が無理なら、新たに教育憲章を速やかに制定して教育の大方針を確立していただきたいと思いますが、これは文部大臣及び総理のお考えを伺いたい。
かくして、韓国の経済的復興を援助し、善隣友好の基礎を打ち立てることは、道義日本のとるべき当然の態度であると存じます。 なるほど、韓国の政情は、野党お説のごとく、すこぶる不安の様相を呈しておることは事実であります。政府・与党はこれに対して重大関心を払うものであります。
これこそ道義日本を確立するものでありまするし、諸国の信頼をもかち得るゆえんでもあると私たちは考えております。若し事の真実に立脚せずして、徒らに両国将来の親善の美名にのみ隠れまして、又未解決の賠償問題の掛引の具に供せられまして、本件が闇のうちに取扱われるようなことになりましては、実に我々といたしましては遺憾千万だと存ずる次第でございます。
道義日本建設の先駆といつたような気持で、私はこの奉仕団運動というものに、非常に熱意を注いだわけでございます。この奉仕団は、それぞれ個人の生活を合理化することによつて、時間と労力を生み出して、この時間と労力を社会公共のために提供しよう、こういつたような運動でございます。
しかるにこういう片手落ちの方法が行われることは、われわれ国民の代表としてまことに遺憾千万なことと存ずるのでありまして、再軍備とか再防衞とかいう問題は別といたしまして、私どもはあくまでも平和国家、文化国家として各国家にははずかしくないところの国内態勢を整えて、道義日本の姿を表現したいというのが、われわれの偽らざる真劍な要望でありますので、その点十分御了解願いたいと思う次第であります。
飽くまで平和な国民として、文化国家の日本として、ほかの国と比較して劣らないような道義日本、文化日本の立場においてこの調査研究を進めて行きたいのであつて、そのための審議会であることを力説いたしましたところが、非常に向うは感動されまして、そういう意味であれば、我々はこれはメモランダムにも或いはスキヤツピンにも抵触しないものと思う。
この精神を踏みにじるようでは、平和日本、民主主義日本、道義日本の建設は成就し得ないと存じます。我々はこれらの戰歿者に対しまして心からその御冥福をお祈り申上げますると同時に、國民挙つて黙祷を捧ぐべきであると存じます。その遺族に至りましては、何人にも劣らず平和を愛し、戰爭を呪うものであります。
終戰後のすさんだ國民氣持を正しい軌道に乗せて、國際市民としての教養と品格を高め、かおり高い道義日本を再建するためには、スポーツ精神を強烈に会得した國民を育成することが刻下の急務であると確信いたします。(拍手) スポーツ精神はすべてフエア・プレーに帰一しますが、このフエア・プレーの精神の養成は、一朝一夕にして成るものではありません。
日本が戰爭を放棄して民主主義國家として、平和日本、文化日本、道義日本の建設を高らかに宣言いたしましたところの新憲法は、國民の福祉を以て我が國是とするという精神に貫かれておるのであります。特に憲法第二十五條は、國民の基本的人権に基くところの國民厚生福祉が、國家の極めて重要なる基本的要件であることを定めておるのであります。
われわれもその非違は十分に認めるのである、朝鮮人ことごとく今回の騒擾に参加したような氣持をもつておるものではない、また故國に帰ることができるならば帰りたいのである、しかしながら、日本の帝國主義盛んなりしころ、意に反して連れて來られて、そうして故國にその基礎を失つて、帰ろうと思つても帰ることはできないのである、そして今や日本が用がなくかつたからと言つて、われわれをただ口実を設けて追い返すというがごときことは、道義日本
(拍手)すなわち、経済統制の桎梏より一日も早く國民を解放せずしては、政府施策の完全なる遂行はもとより、生産増進も、インフレの防止も、明朗なる國民生活の安定も、また虚偽を脱却して眞実につかしめ、國民道義を高揚することも不可能であつて、統制の撤廃こそ、平和日本、道義日本建設の根本問題であると確信するのであります。
全予算の僅かに五%ぐらいの文教費を以て、何を以てそこに本当の道義日本の建設、文化日本の建設ができましようか、そういう点においては、私はもつと森戸先生はがむしやらに、甚だ不適当な言葉でありますが、がむしやらに一つ突進して頂きたいと思うのです。恰も総理そのもののような観点にお立ちになつておりますが、私は文部大臣は文部大臣として独自の立場に立つてお考え願いたい。
第四、淳風美俗、道義日本建設について、私は日本の社会現状を直視いたしますとき姦通行為を刑法から解放すべき理由を発見することができないのであります。刑法は現在の実状に適切なる規定を内容とするところの日常の現実法であります。理想を掲げるものではありません。又刑法そのものの存在を必要とせざるに至ることは理想でありましよう。併し、それは現実でありません。
醇風美俗、道義日本の確立を期せられんことを私は念願するのであります。 これが私の大體の趣旨であります。 その他いろいろなことを私は想像をせしめられるのであります。經過現象としてこういうことも私は想像しております。
この際明るい日本の建設のためには、在來の民法上の不明瞭を取除きまして、民主主義國家のお互いの人格を尊び、男女平等を主眼として家庭を營み得る、しかも文化日本は同時に道義日本たるべき基調に立つて委員諸君の御審議を切にお願いしたいと望むものであります。 前論者の方は御婦人でありますから、その論旨の中に婿養子をもらう婦人の方の立場がかなり強調されておりました。