1993-03-29 第126回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
○林紀子君 北海道の釧路を初めとした道東海域では、一昨年からイワシの資源が大幅に減少して転廃業するイワシ関連業者が出ているということを聞いております。イワシの収量といいますのは、昨年のイワシの水揚げ量は約二百万トンで、ピーク時の半分以下になったということですね。そして道東では、特に一九九二年九月末ですけれども、漁獲量はその前年に比べて五分の一になっているという。
○林紀子君 北海道の釧路を初めとした道東海域では、一昨年からイワシの資源が大幅に減少して転廃業するイワシ関連業者が出ているということを聞いております。イワシの収量といいますのは、昨年のイワシの水揚げ量は約二百万トンで、ピーク時の半分以下になったということですね。そして道東では、特に一九九二年九月末ですけれども、漁獲量はその前年に比べて五分の一になっているという。
オホーツク海沿岸とか道東海域では、冬季に流氷が押し寄せてまいりまして、船舶の航行とか漁業等に大きな障害になっております。このため、海上保安庁では、例年十二月から四月にかけて巡視船、航空機によりまして流氷の分布、動向等の観測を実施して、随時その観測結果を流氷情報として一般の船舶や漁船に周知して注意を呼びかけております。
これを海域別に見ますと、道東海域が七隻五十三人、カムチャツカ海域が一隻十七人、北千島海域が八隻百三十五人、沿海州海域二隻六人、ベーリング海一隻二十七人となっております。また本年は、三月末現在三隻三十人がソ連に拿捕されております。
この拿捕の起こる原因でございますけれども、道東海域は、御承知のとおり最近の四、五、六、七、八、こういった時期には霧が非常に濃いという海象の特殊事情がございます。あるいは気象も非常に悪い場合がある。こういったことで、自分の漁船の船位を確認することができず、あるいは誤ってソ連の主張しておる領海内に入ってしまうというようなことが一つあります。
それから五、六月のサケ・マスの時期には、これはやはり道東海域ですけれども、距岸五百海里ぐらいまでは、海難防止あるいは海難救助のための巡視船の定期のパトロール、前進パトロールというのを行います。このほか、本州の東の海上とかあるいは北海道の西海岸、あるいは日本周辺におきまして、日本船舶が多数航行して海難を発生する可能性があるというようなところには、それぞれ前進哨戒というものを実施いたしております。
それで、拿捕される海域は引き続き北方の四島周辺の道東海域が一番多く三十隻、百四十四人、それから次には樺太海域において二隻、十九人、それから沿海州海域において三隻、三十五人、となっております。
三月一日にソ連が二百海里の漁業専管水域を実施するという情報を受けまして、二月の終わりに海上保安庁といたしましては巡視船を道東海域に二隻、道南に二隻、道北に二隻、合計六隻前進哨戒をさして三月一日に備えました。
——時間もありませんので、いろいろお伺いする予定になっておったのですが、一つだけお伺いしたいと思いますが、この道東海域は、サケ・マスの時期になりますと、北洋を入れまして二千から三千そうの船が漁に出るわけです。そして、非常に広範な地域に対してこういうたくさんの船が出るわけであります。
この点の見解と、まき網漁業の道東海域への入漁の問題について昨年いろいろ問題がありましたけれども、東経百四十七度以東、北緯四十三度以南に調整をして、水産物は当該岸にあげるということでその結論が出たわけです。しかし一年間の操業を見て、これは試験操業という立場だ、したがって来年についてはまた検討し直すという含みが持たれておったように聞いておるわけです。この点についてはこの方針が今年度も貫かれるかどうか。
○説明員(中野大君) 若干操業中のものもございまして、先ほど行くえ不明七名と申し上げましたのは、和歌山県でございますが、さらに北海道で道東海域でサンマ漁船が約七百隻ばかり出漁中でございましたけれども、もちろん、これには早期避難を勧告したわけでございまして、若干そのいそ釣り、あるいは、そういう操業中で退避が間に合わないために生じたというようなものも若干ございますが、先ほど申し上げましたように、おもに乗
次に、漁業問題に関していえば、戦後これら島々から二万に及ぶ現地漁業家族の北海道引き揚げと、約七万に及ぶ出かせぎ労働者の稼働地の喪失により、北海道の漁家人口は二五%の増大となり、近年に至り北方海域における出漁が多少たりとも緩和されたとはいえ、これら漁船及び漁業者が沿岸漁業に従事することとなったので、根室、釧路、網走の道東海域のカニ、帆立貝、コンブ、沿岸サケ・マス資源は減少し、世界三大漁場の一つであるこの