1975-02-21 第75回国会 衆議院 文教委員会 第2号
文部省といたしましては、学校における道徳教育は、学校の教育活動全体を通じて行うことを基本としておりまして、特に、小学校及び中学校においては昭和三十三年以降道徳の時間を特設いたしまして、また、その充実徹底を図るために道徳教育研究推進校、道徳資料の作成、配付、道徳教育講習会の開催等の諸施策を講じてきております。今後ともこれら諸施策のなお一層の充実を図ってまいる所存でございます。
文部省といたしましては、学校における道徳教育は、学校の教育活動全体を通じて行うことを基本としておりまして、特に、小学校及び中学校においては昭和三十三年以降道徳の時間を特設いたしまして、また、その充実徹底を図るために道徳教育研究推進校、道徳資料の作成、配付、道徳教育講習会の開催等の諸施策を講じてきております。今後ともこれら諸施策のなお一層の充実を図ってまいる所存でございます。
最後に、この勧告の中に、「今回の道徳資料の配布にみられるように、」と例をあげまして、「県教職員組合が反対の意向を有しているからという理由で、」配付を差しとめたということを例にとって、「行政事務のびん乱」ということばで非難をしておる。
○根津参考人 道徳資料の配付の問題は事務的な問題でございまして、したがって、事務局で文部省から流れてきたものを市町村教委に流す、こういうことをやっていると思います。
したがって、このような他の道徳資料の配付の問題等々をすべて見ますと、県が日常的に組合に対して教育行政機関としての主体性を喪失しているということの一般的な事情から、今回の学力調査も純粋に教育的配慮というのは名目にすぎないということを私どもは判断をしたわけでございます。 以上、人事の問題につきまして私どもの見てまいりました具体的事実を御報告申し上げます。
文部省は、学力テストを全面的に中止した福岡県教委に対して、地元福岡における自民党の動きに呼応して、文部省の調査団を送り、その報告をもとにして、強硬な勧告を福岡県教委に出されておりますが、それも、単に学力テストのみではなく、組合が人事に介入しているとか、文部省の作成した道徳資料を配付せよとか、いろいろ言われておるわけでありますが、この真意は一体那辺にあるのか、まずもってお伺いしたいのであります。
私は人間像とは何かということがはっきりしませんと、たくさん出された道徳資料、あるいはその他の教科でも、ほんとうにその人間像をつくる役には立たないと思うのです。どういう人間をつくりたいというのか、どういうことなんですか。そういうことをこれはやはり明らかにしてかからないといけない。たいへんりっぱな方が出たから間違いはないだろう。
○小林武君 きょうは時間もございませんので、一点だけお伺いしておいて、あとでまた続けてやらしていただきますが、その道徳教育の問題について、私がこれから聞こうとすることは、中心になるのは道徳資料の問題なんです。しかし、きょうは資料の問題に入る前に、文部大臣並びに局長にお尋ねいたしたいのですが、人間像というものは、これは学術用語でありますか、何でありますか。
ところが現場の学校では、やはりいろいろなそういう視聴覚教材なりあるいは読みもの資料というものがあったほうがよろしいというような意見が強くなってまいりましたので、従来あるいは校長会だとかあるいはまた教科書会社などで副読本的な、ものをかなり編さんをして出版しておったことがございますが、最近これが非常に利用され始めておりまして、文部省としても今年度初めて全国の小中学校の先生方に道徳教育の手引き書として道徳資料
道徳教育指導資料が生まれるまでの大体の経過は最初に金沢先生がいろいろ説明されて、今日道徳資料が出たという必然性、いきさつを言っておられる。その次に「現場の実態はどうか」という問題で「指導要領が十分具体的でなかったり、指導計画の作成が困難であった。」これはそのとおりです。
○福田政府委員 これは道徳資料を加えたからということでなくて、道徳教育の講習会につきましては最終的にはそういう研究発表の形で昨年もやっております。したがって資料に関する研究ももちろんあると思います。そうでなく、道徳教育自体についてのそれ以外のものも相当いままでやっておるわけでありますが、そういう関係の経費でございます。