2000-02-24 第147回国会 衆議院 文教委員会 第3号
日本の道徳、日本の文化と言えば言うほど、では国際化との関係はどうなのかというふうになる。これらを、本当に時間をかけて大臣と論議をしたいなというふうに私は思います。
日本の道徳、日本の文化と言えば言うほど、では国際化との関係はどうなのかというふうになる。これらを、本当に時間をかけて大臣と論議をしたいなというふうに私は思います。
この点につきまして、今後教育面といいますか、あるいは国際化するに当たりまして、仏教とは言わず、道徳、日本の信念、心棒ですね、その基本を今後日本にどのようにつけていったらよいのであろうか。それに対する先生のお考えをぜひお聞きいたしたい。また、それに対しては、どのように教育面にこれを及ぼしていったらよろしいかというようなこと。
しかしあそこに現われた問題は、単に日本とイギリスとの問題ということでなしに、日本の商業道徳、日本の今後の経済発展という問題に連なるところの大きなもの、がひそんでいるわけです。従ってあの問題が起ったので、単にこうやくを張ってうみをとめればいいというだけのことでは将来の基礎ができない。
これらに対しましても、十分な決意をもって当って、日本の地位、日本の道徳、日本の婦人の立場を向上させるように協力する考えであるかどうか。
これを要するに、八年間の占領政策において、日本の愛国心や民族精神をでき得る限り弱めるために、在来の東洋道徳、日本道徳を全部洗い流し、民俗、習慣、歴史の異なる英米流の教育を中途半端に取り入れたところに、教育の混乱が生じ、小学から大学に至るまですべての教育のバツクボーン、すなわち骨格が抜けてしまった。すなわち学校のしつけや徳育の根幹をなすものがなくなってしまったのであります。
無宗教も一つの理論は立ちますけれども、眼中に宗教がない人はえてして――仏教であれば慈悲であり、キリスト教であれば愛であり、儒教であれば仁義道徳、日本流に解釈すれば、義理人情といいますか、この義理人情なく、道徳なく、愛なく、慈悲がないのが共産党の特色であります。
ただいま非常に思想が混迷しておる現状にかんがみまして、第一、人間の自覚と民主日本、第二、愛の育成と平和日本、第三、社会連帯と道徳日本、第四、諸面改善と文化日本、第五番目に物心充実と自立日本というような新日本精神綱領五項目を作製したから、講和條約締結を機会に、これを国の援助によつてすみやかに全日本人に普及徹底せしめ、新日本精神を確立されたい、こういう趣旨のようでございます。
○坂本(泰)委員 本請願は、宮城県石森町長片倉正顯氏の請願にかかるものでありまして、本請願の要旨は、思想混迷、思想亡国の危機に直面している現状にかんがみ、(一)神の認識と民主日本、(二)愛の育成と平和日本、(三)社会連帯と道徳日本など、新日本精神綱領五項目を作製したから、国の援助により、すみやかに全日本人に普及徹底せしめ、新日本精神を確立されたいというのであります。