2009-07-08 第171回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
アダム・スミスが「国富論」というのを書いておりますが、見えざる手、市場と国家みたいな話ですけれども、一方で「道徳感情論」というのも書いておられて、やはり人のために尽くしたいとか人の役に立ちたいというものが基本的には、経済合理人ではない部分の人間としてあるということをおっしゃっておるわけでございますから、まさに委員が先ほど来お述べになっているようなそういうものをきちっと引き出して、やれることを制度としてきちっと
アダム・スミスが「国富論」というのを書いておりますが、見えざる手、市場と国家みたいな話ですけれども、一方で「道徳感情論」というのも書いておられて、やはり人のために尽くしたいとか人の役に立ちたいというものが基本的には、経済合理人ではない部分の人間としてあるということをおっしゃっておるわけでございますから、まさに委員が先ほど来お述べになっているようなそういうものをきちっと引き出して、やれることを制度としてきちっと
ヨーロッパ人たちから、一体おまえたちの国で宗教教育があるのか、宗教教育もないままにどうして日本国民にモラル、道徳というものが植えつけられるのかという激しい批判を浴びて、彼は御存じのように「武士道」という書物を書き、同じ時期に内村鑑三は、発表されたのは一九〇五年の日露戦争の後でありますが、やはり「代表的日本人」というものを書いて、日本のこれはほとんど宗教感情の問題でありますが、宗教と接触するような日本人の道徳感情
これを具体化すれば、個人としては、鋭い道徳感情、科学的な思考能力、効果的な言語能力、高い芸術的感受性、たくましい勤労意欲、進歩的な健康増進法、能率的な生活様式などを身につけ、地域社会の一員として、地域社会生活の真の意義を理解し、権利・義務・責任感・礼儀・正義などを重んじ、国家の法律や文化などを尊ぶとともに、広い協調的な精神をもって社会の進歩発展に寄与しようと努力するような人間をつくるにある。
私は厳密には覚えておりませんが、アダム・スミスが「道徳感情の理論」という論文を出しておりました。要するにそこで議論をしているのは、常識、コモンセンスということについて論じていたはずであります。そのコモンセンスというのは何かというと、自分が相手の立場に立ってどれだけ物を考えられるかというのが実はコモンセンスなんですね。常識というのはそういう意味です。
それで、我々といたしましては、今の罰則の導入を含めまして、出入国管理行政の実施に当たって、まず入り口でできる限りそういう不法就労目的で入ってくる人たちを阻止するというやり方、それから今の雇用主処罰等あるいはPR等を含めまして、産業界でニーズを感じておられる企業家の方々の倫理といいますか道徳感情の向上を来してそういう人たちを雇わないようにしていただく、それから、外国に対しましてもそれなりのPRをすることによりまして
善良な人が警察に一ぺん調べられて調書を取られて、そのことのゆえに自分の道徳感情に照らして大へん申しわけないことをしたと思って首をくくって死ぬような人は、取締りの対象に実際はならなくていいのです。私はそう思う。警察の留置場にほうり込んだときに、黙秘権を行使して何もものを言わぬ、しかもそれは専門の選挙ブロだ。こういうものを実際は取り締らなければならない。
ただ本條を存續する意味は、單に古い道徳感情を滿足せしめるというほかに、何らの意味がないと申さねばならぬと思うのであります。