1951-05-31 第10回国会 参議院 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第1号
政府の行政を道府県会にだけ負うというようなことが、一番地方々々としてよろしいということであれば国政はなくなつてしまう。国会なんか要らない。何のために存在するか。私は国政について皆様が我々に責任を糾弾するのが国会の存在の意義であると思うのであります。
政府の行政を道府県会にだけ負うというようなことが、一番地方々々としてよろしいということであれば国政はなくなつてしまう。国会なんか要らない。何のために存在するか。私は国政について皆様が我々に責任を糾弾するのが国会の存在の意義であると思うのであります。
いつでも不安な状態にあつて、そうして年度終りの二月、府道府県会なり、市町村会等において、漸くまあ最終決定になつたというもので見て、思惑通り行かなかつた、この歳入欠陷をどうするかというようなことで、どこの府県でも市町村でもこの点が論争の種になつておる、こういう不便を防ぐためにも、仮に今不満な配分を受けるにしても、法律を以てこれを実施し、公開し、地方の公共団体が地財委の手を煩わすことなく、自分の計算によつてもう
なお道府県会議員にもなつておりますが、ことに最近におきましては、先ほどもお話のありましたように、道府県会の議員になりますると、ほとんど国会議員と同じように年中議会に招集されておりまして、その職務に携わつておるということは、年におそらく二、三箇月しかないのじやないか、こういうことを考えてみますると、ほんとうに職員である人ならば、これはとうてい職務を続けることができないと私は思うのですが、こういう点につきましても
それとは大体反対方向からの質問にまたなるのでありますけれども、戰時中に合併した町村の分離に対しまして、これが道府県会の議決を要することに現在なつていることは、今申した通りでありますが、これに対して現在二つの議論があることは御承知の通りでありまして、一部におきましては、戰時中の合併ではありますけれども、この合併によりましてでき上りました既存の形態、すでに統合されて現在一つの区域になつてやつている行政を