1956-02-24 第24回国会 衆議院 商工委員会木材利用の合理化に関する小委員会 第1号
大体これらを合せまして、道内市場に過剰に滞留すると考えられるものの処理をこのような方法でひとまず扱ったのであります。明三十一年度におきましては一体かかる見込みはどうなるかということであります。
大体これらを合せまして、道内市場に過剰に滞留すると考えられるものの処理をこのような方法でひとまず扱ったのであります。明三十一年度におきましては一体かかる見込みはどうなるかということであります。
そこでいわば樹種或いは形状と申しまするか、形の上から言いましても、ほほきまつた卸囲のものが出ておつたのでありまするけれども、今回の風倒の場合におきましては、大、中、小さまざまのものが一せいに転倒の状態をしておるという現状でありまするので、いわゆる中怪材以下のものが非常に大量に道内市場に出廻るということになりますので、従来道内のパルプ材の需要量というものは四百五十万石程度のものであつたのでありまするが
但し針葉樹につきましては、今度の風倒木のほとんど大部分が針葉樹でありましただけに、三十年度の道内の需給関係に影響を及ぼします供給力は、素材で千二百万石くらいに相なる、かように考えられるのでありますが、これに見合うべき道内市場の有効需要は大体一千万石前後であろう、かようなふうに大きく見当をつけておるわけでございまして、そこで二百万石だけは過剰供給というふうな形が一応出て参る、かようなことに相なるのであります