1949-11-30 第6回国会 参議院 大蔵委員会 第13号
それから陸海軍の兵隊のいわゆる留守宅渡しの給料がございまして、これの過誤拂い、これは個々の金額は僅かですが、件数としては非常に多いわけです。そういうものをやはり元の住所、居所を調べまして、そうして警察等の手を借りまして、どうしても分らんものが相当にございますそういうものをやろう。こういうことになつております。
それから陸海軍の兵隊のいわゆる留守宅渡しの給料がございまして、これの過誤拂い、これは個々の金額は僅かですが、件数としては非常に多いわけです。そういうものをやはり元の住所、居所を調べまして、そうして警察等の手を借りまして、どうしても分らんものが相当にございますそういうものをやろう。こういうことになつております。
○政府委員(佐藤一郎君) 給料の過誤拂い分と然らざる分との内訳となると、これは一括して整理しておるので、それを一々伝票を集計し直さなければ分らんことになります。
○川島委員 債権が確定して調定が成立すれば、それは拂下げを受けたときあるいは過誤拂い前渡しを受けたときから、すでに債務者というものは非常な利益をしておるにもかかわらず、しかもその後正直な者は納めてしまつて、今まで納めない者は戰争終了後四年も五年もたつて初めて調足し、調定されてから初めて利息がつけられる。
ただ問題はこの過誤拂い、それから前金拙いなりというものが非常に不正に取扱われておるのです。従つて隠退蔵物資の委員会でも、ないしは不当財産委員会でもこの問題は大きく取上げられた。私は特に先日ここでつけ加えておきましたが、速記録に載つておるかどうかは知りませんけれども、不当財当時に提出した資料というものはきわめて不備なものです。従つてこの機会にいま少し完備した資料を提出していただきたい。
それから私の要求した資料は少くとも前渡金あるいは誤謬による過誤拂い、こういうようなものの明細な資料を要求したはずなんです。少くとも八千八百件にわたる相当明細なしかも厖大な資料があるはずなんです。これがなければこれを審議する過程に入れない。このような資料では私は質問のしようがない。新たにもつと明確な、しかも懇切丁寧な資料を要求いたします。