1956-04-12 第24回国会 参議院 商工・建設委員会連合審査会 第1号
しかしながら、工業用水につきましては、従来ほとんど積極的な対策が講ぜられなかったため、用水事情は次第に悪化し、特に工場密集地域では、地下水の過度くみ上げにより、水源枯渇、塩水混入、地盤沈下等の事態が生じ、工業生産の維持発展の上に重大な障害となっておる現状にあります。
しかしながら、工業用水につきましては、従来ほとんど積極的な対策が講ぜられなかったため、用水事情は次第に悪化し、特に工場密集地域では、地下水の過度くみ上げにより、水源枯渇、塩水混入、地盤沈下等の事態が生じ、工業生産の維持発展の上に重大な障害となっておる現状にあります。
建設省との関係につきましては、実は最初申し上げました地盤沈下等の防止対策と関連を持っておりますので、その点につきまして、場所をどうするか、あるいは地域の指定をどうするか、あるいは過度くみ上げにならないような一般的基準はどうなっておるかということは相談してやろうというような建前になっております。
しかしながら、工業用水につきましては、従来ほとんど積極的な対策が講ぜられなかったため、用水事情は次第に悪化し、特に工場密集地域では、地下水の過度くみ上げにより、水源枯渇、塩水混入、地盤沈下等の事態が生じ、工業生産の維持発展の上に重大な障害となっておる現状にあります。
その大部分を海水に依存しておりましたが、地下水の過度くみ上げによりまする地盤低下がはなはだしく、これがため先年台風期の高潮に相当の被害を受けまして、そのために防潮堤を建設したわけでございますが、それに三十数億の巨費を要したというようなことになっておるわけでございます。