2003-06-04 第156回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
世界の常識からいうと、先ほど、日本は米は過剰生産ぎみだから心配ないみたいなことを言っていますが、すぐ今必要な、つまり平時で七百五十万トン程度は消費されていて、なるべくそれが過剰にならないように調整し、保管としては百万トンを備蓄する。それ以外にだぶついている米なんというのは存在しないようにするわけでしょう、そもそも今度の主要食糧政策では。
世界の常識からいうと、先ほど、日本は米は過剰生産ぎみだから心配ないみたいなことを言っていますが、すぐ今必要な、つまり平時で七百五十万トン程度は消費されていて、なるべくそれが過剰にならないように調整し、保管としては百万トンを備蓄する。それ以外にだぶついている米なんというのは存在しないようにするわけでしょう、そもそも今度の主要食糧政策では。
そして現に、漁業白書などでも養殖漁業は過剰生産ぎみで価格が低迷しているというようなことも指摘されているようだし、このまま放置すると金もうけの対象になり得るところはどんどん大企業が進出するというのが資本主義社会の法則だと思います。
今温州ミカンは過剰生産ぎみなんです。この輸入枠の拡大というのはちくっと胸が痛むわけです。私はきょうはやめておきますけれども。 ここにウィーンであるとかオーストラリア、カナダなど世界のいろいろなあれを、さっき申し上げたように、観光局からもらってきたのです。現地の言葉で書いてあるものもあれば日本語のものもありますけれども、これを私はずっと目を通してみて感ずるものがあるのですね。
しかし、ブラジルなどの中南米の大増植で、長期的には過剰生産ぎみであります。 昨年七月、国際柑橘学会がブラジルでありまして私も出席いたしました。そこでかんきつの経済についてのシンポジウムがあったんですが、将来の過剰生産が非常に心配されております。その過剰生産のときどうするか。オレンジのジュースその他、オレンジを食べてない国はたくさんあるけれども、そのような国は大抵金がない。
一言で言えば、いろいろな形態はありますけれども、生コンが過剰生産ぎみであることから新規のプラントの建設を抑える、あるいはまた協同組合に結集している生コン業者が組合員外の生コンの操業を抑える手段としてしばしばセメントの供給がストップされる、これが最も特徴的、代表的な事例なんですね。時間が限られますから、私は滋賀県内で起こった具体例を挙げて政府の見解をただしたいと思うのです。
また、米等についての備蓄ということにつきましても、このような過剰生産ぎみではございますが、やはりそういうような状態であっても、普通の商業ベースのローテーション用としてのお米は大体百万トンあればいいというのが専門家の意見でございますが、その倍の二百万トンぐらいを備蓄的物の考え方で持っていよう、こういうふうに思っておるわけであります。
したがって、こういう柑橘類を含めた過剰生産ぎみのことに対して、せっかく農業の見直しとかいろんな農業生産の向上を図ろうとする農民の意欲に対して、私はきわめて憂慮すべき事態が来ないとも限らないと思うのですね。
そういうものにつきましては、これを外国から安定的にしかもなるべく妥当な価格で輸入をするということによりましてこれを確保いたそう、こういうふうに考えているものでございまして、その線に沿って、今回の米の生産調整につきましても、一方、先生御指摘のとおり、過剰生産ぎみの米を減らすことに、同時に、減らすだけじゃなくて積極的に、在来外国から輸入しておりますものの中で、特に飼料作物、麦、大豆といった、そういったものを
なお、言葉じりをとらえるわけじゃないですけれども、過剰生産ぎみだというのに、品質の向上の対策のためにいろんな金をやっておるというのでは、これは解決なりませんわな。それも大事ですけれども、過剰生産なら過剰生産させないように、縮小させるための手だてをやっぱり講じてもらわなければこれはできませんからね。したがって、ちょっといまの答弁は腑に落ちないということだけは申し上げておきますよ。
また、米が四十二年、三年、四年、五年と過剰生産ぎみになっておりましたものを、これを政策的に減反政策を行なわせたというようなことからも統計の上から見ると自給率が減ってきたというふうな結果になって出ておるわけであります。
御承知のように、現在こういった過剰生産ぎみのミカンに対して、消費者はもちろん喜んでいただくわけですけれども、果樹農家としては昨年に次ぐいわゆる大暴落によって、おそらくこのままではミカンは第二の米といわれながらたいへんなときを迎えるということで、いろいろと動揺を来たし、不安を隠せないものがあることも事実であります。
産地は過剰生産ぎみで非常に安い。前年の昭和四十三年の今日と四十四年になった今日とを比較してみて、流通経費が増大していないという農産物がありましょうか。簡素化されて流通経費が安くなって、消費者価格に多少でも好影響が起きてきているというものがありましょうか。私は、その反対へ進んでおると思うのです。
片一方、最近、私農村地帯の中で出てきている現象から見ますと、非常に過剰生産ぎみのものがふえてきた。ミカンなどが暴落した姿はもうその例であります。蔬菜にしてもそうであります。非常にひどい状態が出てまいりました。もうほんとうに一時は白菜が二十キロで三十円というような、そういうような暴落ぶりをいたしました。最近は子豚の値段は幾らか持ち合いを続けておりますが、子牛の値段等はこれまた下落しておる。
これはいままでの過剰生産ぎみの状態のときには、好ましい傾向として一応歓迎をされるでありましょう。同時に、出荷も非常に低下の傾向にある。この点までは一応いいと思うのです。ところが、それとまるで逆に、鉱工業生産の低下、出荷の低下に逆比例して、在庫がふえている。この傾向は、私は経済を見る場合に、今回の事態の場合には非常に重要なポイントをなしていると思うのです。
過剰生産ぎみで、企業は収益が減ってたいへんな騒ぎになってきている。この国民経済的な視野に立って見ても、本年の災害が到来しないうちに適切な措置を講ずるということは、国家的見地から見て非常に重大であります。したがって、私は、ぜひ今回の台風六号の被害に対しては天災融資法の適用をすべきである、ぜひしてほしい、こういう強い要望を持つものです。
とにかく日本の業者がもう超高度成長・政策によって設備を十分つくって、国内に設備をしようとしても、もう大体過剰生産ぎみの状態にある。どこか輸出のはけ口を見つけたい。そうしなければ失業者が出る、あるいは利益率が減る。なんとか打開をしたいと思って安定成長に協力をしようとしていま生産をいたしておる。その会社が売ろうとするのを、政府はまあ商売だから民間ベースでおやりなさい。
ところが、総合的なこういう流通面の問題をもっと考えるならば、そういうところで検討するならば、卵が本年は非常に過剰生産ぎみになっておるというならば、この漁業の報告書を見ても、近海漁業はふえたけれども遠海漁業は減っておるのですよ、日本は。しかも漁業については相当のいま規制を受けておるのです。ところが、これも食のほうに入るのですが、この辺です。
それから、民間のほうをとってみますと、民間のほうは、これは日本の生産力が非常に伸びて参りまして、過剰生産ぎみになるものも部分的には出ておるという状況にあるばかりでなく、日本の経済人というのは、非常にその点私どもよりずっとアクチブなんでございます。
今まで増産したあのテンポで、あるいはさらにそのテンポを早めてでも増産に励むということをやるべきなのか、いやそうでなくて、今はすでに需要の伸びその他から見れば過剰生産ぎみなんだから、ここで若干押えなければならないのだ、少なくとも横ばいの程度でいいのだというふうな考え方をすべきか、あるいはもっと行き過ぎているから少し引き下げろというふうにすべきか、そこらの見当はどういうふうにお考えになっていますか。