1957-04-17 第26回国会 衆議院 農林水産委員会 第29号
ただいま申し上げたのでございまするが、これらの処理を適切にやって参りまするためには、やはり道内に滞留いたすものを極力少くいたさければならなぬというような見地からいたしまして、道内の長期貯材の態勢を確立いたしますることとあわせまして、道外にこれを持ち出して内地の市場に売り払うということをいたしたわけでございまするが、一応三十年度、三十一年度におきまして約六百万石の道内過剰材があったわけでございまして、
ただいま申し上げたのでございまするが、これらの処理を適切にやって参りまするためには、やはり道内に滞留いたすものを極力少くいたさければならなぬというような見地からいたしまして、道内の長期貯材の態勢を確立いたしますることとあわせまして、道外にこれを持ち出して内地の市場に売り払うということをいたしたわけでございまするが、一応三十年度、三十一年度におきまして約六百万石の道内過剰材があったわけでございまして、
できるだけ道内の需給関係というものを見計らいながら、過剰材——過剰になりまするものを、道内の陸上あるいは水中の施設を利用して長期にわたる貯材をするということをいたしますると同時に、その一部は内地の市場にこれを輸送して販売をする、こういうことも実行いたしたわけでございますが、大体三十、三十一、両需給年度を通じまして道内の過剰材といわれるものは約六百万石であったわけであります。
ただこの三十需給年度におきまして約三百三十万の過剰材が道内において消化できないものが出るということでございまして、その中で百四十が石だけは内地に輸送いたしましてこれを販売いたしたいということでやったのでございまするが、実施いたしました年度の当初におきまして、内地市場が非常に悪かったということと、それから北海道関係の材に対しまして、ここ十数年来ほとんど内地の市場はなじみがなかったというようなことに基きまして
ただいっときに大量のものを整理いたします関係上、北海道内におきましては、昭和三十需給年度におきまして約三百三十万石ぐらいの過剰材が発生する、これが市場を大きく圧迫いたしまして取引が非常に緩慢となり、価格が暴落する、こういったようなおそれが現にありました関係上、そのうちの約半分のものにつきまして、これを内地市場に輸送販売いたす計画のもとに実施いたしたのでございますが、年度の当初二、三ヵ月間の内地市場における
それからすでに三十年度の道内における木材の需給見込みにつきましては御説明を申し上げたことがあったのでございますが、当時道内の市場に過剰いたしまして、その特別な処理を必要とする、かように考えました三百三十万石程度のいわゆる過剰材に対しましては、次のような処置をとったのであります。
従って問題は、この過剰材三百三十一万七千石の処理であって、本州へ輸送販売に百三十七万石計画し、残りを道内貯木とし、需給関係を数量的に調整し、市場価格の暴落等からくる混乱を防止することになっております。 三、支笏湖周辺。
○三浦辰雄君 この書類を拝見しても、五ページのところには、過剰材の処置として、一応三十年度では、お見込みだと三千三百十七万石の針葉樹が余る、余るというか、まず余りそうだということで、あるいは道内に、あるいは今言ったお話の本州へという計画がのっておって、本州へ百三十七万石を一応持ってこられるというふうに出ておりますが、三十一年度となれば、おそらくさらにこのような過剰、いわば過剰材という問題はさらにふえるのだというふうに
○本名小委員 それに関連いたしまして、いわゆる過剰材の処理ですが、これは先ほどの御説明ですと、御計画としては、しごく苦しい中にもりっぱな計画を立てられたと見えて、敬意を表しておりますが、ただ実際問題として二十九年度材及び三十年度、これから夏山にかかった処理というものがこの通り実際にいくかどうか、たとえば水中貯材にいたしましても、あるいは陸上の貯材にいたしましても、あるいは本州への輸送販売にいたしましても
従いまして、同じ過剰材と申しましても、道内に貯木するものは主としてパルプ用材のようなものに重点を置く、それから内地向けに輸送販売いたしますものは、建築、建具その他一般用材に重点を置く、こういうやり方を実は考えなければならぬと考えておるわけであります。