2018-12-06 第197回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
何か適切に有効利用というような抽象的な条文を加えて漁業権を大規模な漁業者に得ることができるようなことをやれば、結局は過剰乱獲になって浜を荒らしてしまう、こういうふうに言っておるわけであります。 やっぱりそれだけのものがこの漁業権にはあるわけですから、大臣も様々御苦労されておりますけれども、様々な日本の歴史的な形も聞いて、誤りのない形を私はすべきだと思いますが、いかがでしょうか。
何か適切に有効利用というような抽象的な条文を加えて漁業権を大規模な漁業者に得ることができるようなことをやれば、結局は過剰乱獲になって浜を荒らしてしまう、こういうふうに言っておるわけであります。 やっぱりそれだけのものがこの漁業権にはあるわけですから、大臣も様々御苦労されておりますけれども、様々な日本の歴史的な形も聞いて、誤りのない形を私はすべきだと思いますが、いかがでしょうか。
もう一つ、漁業補助金に対する認識というのは、やはり最初は強く出るべき、漁業補助金が過剰乱獲を招くというのは、そこはそうじゃないというスタンスで臨むべきだと思うんですが、そこのスタンスをちょっとお教えいただければと思います。
それから、漁業補助金そのものが乱獲、過剰漁獲を招いてだめなんだという話は一面的だろうな、WTOのときからアメリカに何かむちゃくちゃな因縁を吹っかけられているな、私はそう思っておりまして、補助金はそれぞれの趣旨があるわけで、何も結果として過剰乱獲につながるかどうかわかりませんが、過剰乱獲というのは補助金とは別の議論なんだろうと思うんです。
既に乱獲、過剰乱獲状態にある漁業資源に対して、水産物の関税撤廃、これを認めれば更に漁獲量を増やすことにもなりかねない。この総則にも、持続可能な開発の目的への約束を再確認すると明記をされておりまして、関税撤廃の動きというものは、私は総則の趣旨に反したものであると、このように思います。