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66件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1999-12-03 第146回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号

九〇年代に入って、これらの国々に対して大量の過剰ドル流入する。経済構造にももちろん弱点があると思うんです、それぞれの国には。そういうところに集中して入り込みました。韓国、タイ、インドネシアなどが、九三年からこの流入が非常に急増する。結果としてその後大量の流出が始まるという形で、通貨経済危機が非常に大きな規模に広がったわけですね。  

佐々木憲昭

1979-03-12 第87回国会 参議院 予算委員会 第5号

矢追秀彦君 次に日銀総裁IMFの会合に行ってお帰りになったんですが、きょうはお忙しくて出ていただけないので、副総裁にお伺いをいたしますが、各国の対日反応状況はどうであったか、それが一つと、それから二番目には石油の値上げに対処する各国の姿勢、その次には過剰ドルSDRに置きかえて凍結しようという、いわゆる代替勘定、これについてはアメリカとフランスが反対の立場のように受けとめておりましたが、この二国

矢追秀彦

1979-01-29 第87回国会 衆議院 本会議 第3号

現在のところ、アメリカ関係機関市場介入によりまして、一応ドル相場は小康を得ていますが、大体、ドル安根本は、五千億ドルと推定される世界過剰ドルと、アメリカ貿易収支大幅赤字アメリカ国内インフレにあるので、この根本が是正されない限り、いつまたドル安国際通貨不安が再燃をするかもしれないのであります。

河本敏夫

1978-12-14 第86回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号

安定フロート制に移行することが望ましいけれども、しかし各国成長率インフレ国際収支動向などの経済力がある程度均衡することが必要だということも言っておられますし、それから特にSDR機能拡大により過剰ドル吸収するとか、それからアメリカインフレ対策ドル対策を強く求めるとか、それから円の国際化を容認し、マルクとともに国際通貨部分的補完機能を果たしていくとかいうことを言っておられるんです。

渡辺武

1978-10-02 第85回国会 衆議院 予算委員会 第2号

それは何か、過剰ドルの問題であります。六千億ドル世界に流れているこの過剰ドルの処理であります。これは簡単にできますか。これが処理できない限りフロート制というものは、いま円高になったり、マルク高になったり、今度は逆に円が下がって、下がったことによる混乱がまた起こり、被害が起こり、企業が大変なことになる。フロート制というのはそういうことを繰り返しているのです。

武藤山治

1978-05-09 第84回国会 衆議院 本会議 第29号

アメリカドル安を本当に解決しようとするならば、世界じゅうたれ流し過剰ドルアメリカの責任で吸収することこそが必要であります。断固としてこの要求をしたのかどうか、それに対してアメリカがどのようにしてこれを実現すると答えたのか、これも具体的で明確な答弁を求めるものであります。(拍手)  経済問題の最後に、会談の成果総理がどう評価しているのかを質問いたします。  

松本善明

1978-05-09 第84回国会 衆議院 本会議 第29号

それから、過剰ドル活用策といたしまして金を買ったらどうか、株式はどうか、外貨建て公債はどうかというような話でございます。  IMFの第二次改正におきまして金は廃貨の方に向かいました。日本のような国が政府ベースで金を買うという問題は、きわめて微妙な問題でございます。また、株式を買うかどうかという問題でございますが、これは流通性安全性収益性、こういったものを考えていかねばなりません。

村山達雄

1978-04-26 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号

たとえば今度の金の売却の問題にしても、その額からしても量からしても大きな効果はないということがありますけれども、そういうこともやらざるを得ない、あるいは過剰ドル吸収のために中期債発行という国際世論もございます。そういう中で、大臣答弁を差し控えたいと言われましたが、今度のSDR特別勘定をつくるということについても、何か前向きに検討せざるを得ないということになっているということだと思います。

伊藤茂

1978-04-26 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第27号

特にその中で、今度おやめになるようですが、ウィッテフェーン専務理事最後の仕事というようなことで言われておりますが、ドル安定策一つとして、過剰ドルSDR発行吸収をするという案が検討される、また話では、今回の会議でいきなり決まるという問題ではなくて、研究課題検討課題継続審議ということになるのではないかということも言われているわけでありますが、いずれにしても、これらのことは、特に円ドル関係

伊藤茂

1978-03-18 第84回国会 参議院 予算委員会 第14号

それから過剰ドルの問題でありますが、いま聞いていますと、どうもどれにいたしましても大変中長期的な施策であって、私はそうした施策ではここは乗り切れないし、せっかくわれわれがいま審議している五十二年度の景気浮揚の予算というものも、もう現にみんなこれに期待しているんじゃなくて、もっと悲観的なマインドに私はなっていると思うんです。そこで、ドルが余っている国もあれはドルが非常に足りない国もある。

竹田四郎

1977-12-21 第84回国会 参議院 予算委員会 第1号

アメリカは、ドルたれ流しというか、つまり過剰ドルですね、これを処理する方法として、すでに一つの法案を通しているけれども、金約款復活、それから一種管理通貨体制、あるいは保護貿易とは言われないように擬装をこらしながらする一種管理貿易、この方向へすでに踏み出しているのではないかという印象を私は持っているんですよ。三月はIMFがありますよね。

秦豊

1977-11-22 第82回国会 参議院 外務委員会 第8号

つまり、アメリカは、ドルたれ流し過剰ドルを処理する方法として、申し上げた金約款復活、それから一種管理通貨体制、それから各国から保護貿易と言われないような擬装をした上での一種管理貿易、この方向にすでに踏み出していると私は思っているし、その具体的な案というのは、来年三月二十一日のIMF委員会の方にいろいろ積み上げてアメリカ政府は出すと思う。  

秦豊

1976-05-22 第77回国会 参議院 外務委員会 第9号

竹田四郎君 固定相場制を崩していった大きな原因というのはアメリカ過剰ドルこれが一つやり玉に上がっているわけですけれども、具体的に固定相場制を崩さざるを得なかった大きな直接的な要因というのは、これは私はユーロダラーだとか、こういう短期資金の激しい投機、こうしたものがかなりそういうものを実際は突き崩していってしまった。

竹田四郎

1976-05-19 第77回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号

○武藤(山)委員 このSDRが三三・六%ふえるというのは、やはり世界経済成長率というものを勘案する、あるいは貿易伸び率を五年サイドで計算をし直す、そういう形でこの率は出てくるのか、あるいはドルが過剰になり過ぎて、過剰ドルというものを少々減らしてやらなければならぬから、そのために一挙に減らすということはできないからこの程度のパーセントで徐々にドルの、基軸通貨ではあるけれども、準備資産としてのドル

武藤山治

1976-05-19 第77回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号

ところがサウジアラビアもドル、金の使いようがないわけですから、あそこも過剰ドルになるという。あるいは、いま、どちらかといいますと、わりあいに急激な変化はないようでありますけれども、あそこも、いつかはナショナリズムが噴出してくるかもわからぬというような問題がある。それから問題は、結局一九七〇年度を境にして石油の場合は、要するに石油を使うのと石油埋蔵量の発見とが逆転する時期であります。

多賀谷真稔

1975-03-13 第75回国会 参議院 大蔵委員会 第8号

時間の関係で、最後大臣にお聞きしたい点は、前回の委員会日銀総裁が見えまして、その際に、日銀調査局でつくりました「一九七〇年代の世界インフレーション」という調査報告書がありますが、その中で、世界同時インフレに突入したのに、アメリカ過剰ドル散布の問題があるわけですが、それで日本は、そのインフレ流入を阻止するための適切な政策をとらなかった、西ドイツなどに比べまして大変弱かった、この点でいま考えると

近藤忠孝

1975-03-04 第75回国会 参議院 大蔵委員会 第7号

一か日本についてはそういうことをやらなかった、現状を見てみますと、田中内閣のもとで過剰ドル流入しているにもかかわらず、金融が超緩慢、また財政もきわめて大型だった、しかも、それが赤字公債だった、こういった事実から見てみますと、少なくとも事実を見る限りは、先ほど総裁も認めましたが、誤りはなかったか、反省すべきではなかったかというその事実が、まさにここに触れられていると、このように伺ってよろしいでしょうか

近藤忠孝

1975-03-04 第75回国会 参議院 大蔵委員会 第7号

これによりますと、世界が同時にインフレに突入したのは、アメリカ過剰ドル散布と、為替の変動相場制のもとで主要国財政金融の緩和に走ったと。また日本は、七一年のドル流入によるインフレを遮断せず、輸出高価格下インフレ輸出国になった、こういうぐあいに述べております。結局それは過去の日本経済政策に対する批判じゃないかと、このように考えますが、いかがですか。

近藤忠孝