1949-07-22 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第24号
そういうような状態で、そのことを管理部に交渉しましたところが、管理部当局は不誠意な態度をもつて、運轉課長から、お前のところは人員が多いから首を切つてもやむを得ない。首を切つても國電の状態を維持することはできると言われたことを聞いたので非常に組合員大衆が憤慨したわけです。それでこの問題について、とにかくこのような態度でもつては、われわれの行政整理は必至であろう。
そういうような状態で、そのことを管理部に交渉しましたところが、管理部当局は不誠意な態度をもつて、運轉課長から、お前のところは人員が多いから首を切つてもやむを得ない。首を切つても國電の状態を維持することはできると言われたことを聞いたので非常に組合員大衆が憤慨したわけです。それでこの問題について、とにかくこのような態度でもつては、われわれの行政整理は必至であろう。
これはただ單に資材の不足というような状態でなく、このような資材の不足の折柄われわれが人員整理をされるということではさらに國電の状態が惡くなるであろうという見解から、このことを管理部の運轉課長に交渉におもむいたわけです。そのときにわれわれは現在ような資材の不足の状態では國電の状態が惡くなることを確認してもらいたいといつた。
当局側としては総務課長、業務課長、運轉課長、それから労働係長と対面しました。当局側は非常に忙しいので十分間に限つてお話をしたい、こういうことを言つております。私どもとしては、そんな無誠意なことでどうするか、十分間くらいでこの話がつくと思うかと言つた。
それで私はこれはたいへんだ、私のところからたつた一本の電車が出るのだが、駅々で何の宣傳か知りませんが、宣傳をやられてはたいへんだということで、新橋の管理部の運轉課長に、駅々で何か宣傳をやるそうだが、そういう電車は出しては困るのではないかということを私が言いましたら、それでは管理部も運轉課長も電車を出すのはやめようということで、電車を出すことをやめました。