1974-11-25 第73回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第5号
運轉士が毎日水杯で家を出てくるような、ほんとうの不安な状態に置くということが、はたして何千名と乗っている新幹線のお客さまの安全を守れるか、どうもそこに私はひっかかるような気がいたします。この点は幾ら言ってもしようがありませんから、新幹線の脱線転覆が起きて総裁の責任問題などが起きない前に、やはり安全サイドで最大の努力をしてもらいたいということを要望してこの問題を打ち切ります。
運轉士が毎日水杯で家を出てくるような、ほんとうの不安な状態に置くということが、はたして何千名と乗っている新幹線のお客さまの安全を守れるか、どうもそこに私はひっかかるような気がいたします。この点は幾ら言ってもしようがありませんから、新幹線の脱線転覆が起きて総裁の責任問題などが起きない前に、やはり安全サイドで最大の努力をしてもらいたいということを要望してこの問題を打ち切ります。
必ず次から次へとこうした問題が、船長ばかりではない、事務長ばかりではない、或いは一等運轉士にしましても、或いはその他の人達にしましても、いやこういう人達の操作ではもう御免蒙むると、こういう問題は次から次へと起つて來る問題だというふうに一應私が岡元委員と共に結論付けたのであります。
自分たちは、こちらの、トラツクの運轉士が休む控室で休んでいたわけです。第三組合の人が出て行つたわけです。そのときは相当雨がひどかつです。自分たちが入つて行つたところが、今度会社の言うのには、第一組合に山別にお話したいということを言われたというので、自分たちの交渉相手に秋山鉱の鈴木坑長、千代田鉱の海老澤坑長なのですが、自分たちが入つて行つたら部室におられたわけです。
実は國電ストの問題を考査委員会で調査しているときに、東神奈川の闘爭委員長がみずから証言している中に、過去において運輸大臣から六回表彰状をもらい、一年か一年半にわたつて月々運輸大臣から特別の手当までもらつている、また爆撃の最中には数百万円もする電気機関車を運轉してある壕に待避さして、またあらためて表彰されたというような、実に成績優秀な運轉士が突如として整理され、本人もそれを非常に嘆じている。
そこで先ほどおつしやいました、いわゆる十一日の人民電車のたしか運轉をした運轉士でございますが、この証人に私が質問いたしましたところ、先ほど副総裁が証言なさいました電車を出すためには区長あるいは助役に乗務の点呼を受けて宣誓をして、いわゆる許可を得てそれで行路表を持つてダイヤに從つてまた交番に從つて乗る。これが正規の運轉の仕方である。
○石田(一)委員 これは私は証人の証言によつて今お尋ねしておるのでありまして、そうすると証人に偽りがあつたかどうか、それはまだ事実を調査しなければわかりませんが、ただいま副総裁はいろいろなトラブルがあつて臨時に電車を動かすときには、電車区の区長にも権限がなくて、管理部長がその権限を持つとおつしやいましたが、この運轉された電車は規定のダイヤで発車をしようと思つたが、信号の故障か何か運轉士はよく知らなかつた
それで乘務員は勤務状態が非常にまちまちでありまして、十七時から大会を開くと言つても運轉士の方は勤務が終らなければ來られないわけです。そこで私が当時出席して、支部の鬪爭委員会へ行く者は、成立人員二百九十六名かで成立しておつた。そして事が重大な空氣になつたので、乘つておつた乘務員が、仕事が終つてどんどん大会に來るし、さらに深夜、徹夜勤務者が作業が終つてだんだん大会へつめかけて來た。
○小玉委員 全部運轉士ですね。
それからその次にまた三十分して電話がかかつて來まして、指導運轉士であつたら車掌のかわりに乘つて出してもいい、こういう電話がありました。そのときに指導運轉士が私の事務所におりましたが、組合側から乘つて出よという命令もないし、また本人たちも乘つて出るという意向もありませんでした。
○佐藤證人 運轉士を車掌がわりにするというのは、電車の先頭には運轉士が一人乘つており、一番後尾に車掌が乘つております。その車掌が今言いましたように、東神奈川がストをやつてのる乘らないので、その車掌のかわりに運轉士を一番後尾に乘せよう、こういうことです。
これは具体的に私は事実をあげて申し上げますが、今度の定員法を通じて明らかになつて参りましたことは、たとえば運輸省の関係にいたしましても、今度の定員法によつて、運轉士の関係は三人に一人の割合で首が切られて行くのであります。あるいはまたこの間事故のあつた山陽線、あの事故におきましても、もしレールの修理をしない限りにおいては、あの山陽線が事故を起して、そしてあの山陽線が脱線するかもしれない。
こういう点ははつきり申し上げておかなければなりませんし、また人的に面におきましても、運轉関係におきましては、大体運轉士を三人に一人の割で首を切ることになつております。こういう点を見ましても、今後機関車があつても運轉士がいなくて輸送ができないという事実がはつきり現われて來るであろうということを、私たちは今から予言をしておきたいと思います。 第三の問題は施設の老朽による國鉄の破壊であります。
ところが重過失になりますと、特別の業務、たとえば自動車の運轉士あるいは汽車の運轉士などは、これは非常に高度の注意を要請されるわけでございます。通常の人ならその場合に居眠りするのも差支えないであろうと考えられるような場合でも、電車の運轉中の運轉手が眠つておつては重大問題でございます。
船長は事務長に命じて船客の救助に当り外の船員に対しては、或いは一等運轉士、二等運轉士、或いは機関長という者に対しては、機關長には非常機關の操縦装置に就け、一等運轉士には少なくも船の安全を図るべく船首において一等運轉士にその操作をさせる、かように船長はいたしておりますのに、「之レヲ放任シ」という眺め方、これが私は非常に恐ろしいのであります。