1959-03-26 第31回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第4号
○国務大臣(永野護君) 特に運輸状態だけの視察のために参ったことはございません。実は今までは御承知の通り、長い間未解決のために放任されておった大きな問題がたくさん蓄積されておりまして、それの解決にほとんど懸命の努力を払って参ったのであります。
○国務大臣(永野護君) 特に運輸状態だけの視察のために参ったことはございません。実は今までは御承知の通り、長い間未解決のために放任されておった大きな問題がたくさん蓄積されておりまして、それの解決にほとんど懸命の努力を払って参ったのであります。
そのためには、今申したように国鉄にこういう技術の研究機関が必要である、あるいは運輸状態の調査が必要である、あるいはそういうことが基礎となるので国鉄の運営上どうしてもそれが必要である、国鉄のみならず今言われるように広範な運輸機関に対するそういうものが必要だ、そういうことをお認めになっておられるならば、なぜ運輸省においてしかるべく国の補助でそういうことをなさらないのか、あるいはそれをやる御意思があるのか
これも工業会からまたいろいろ要望を申しつける点もあるかと存じますが、少くとも今日の運送状態、運輸状態を考えますと、船舶等よりもはるかに大きな輸送の任務に当っておりますので、その点鉄道を凌駕しつつあるわけでございますから、国民の物資の配分とか、人間の移動とかに関する重要な役割を果すために、一つ御援助いただきたいと思います。
運輸省は運輸省でもとより鉄道の運輸状態はもう運輸省直轄でやつているんですからその他の問題は附帶した事業もことごとくこの運輸省の直轄事業として独特の見解でやろう。建設省も又そうたというんです。そうすると遺憾ながら日本の官吏のいわゆる割拠主義なるものが運輸省は運輸省、農林省は農林省だというようなことをやられたのではそれでは総合開発が紛淆を来たす。
それからその次に、特剔抉議の定足数の問題でございますが、これは通信運輸状態その他の関係から、なかなか定足数を獲得するということが容易な仕事でございません。のみならず非常に経費がかかる、仮決議の方法を採るにいたしますれば、二回の総会を開かなければならん、まあこういうようなわけでございます。
殊に同じ山形縣にありながら、山寺から小國に行きますのに、東京に來るよりも、なお時間を要するというような運輸状態のさまであります。黙つておれば、人の痛いのは何年でもこらえるというような政府のやり方であると私は思う。ここに山形縣の地図を持てきておりますが、この山寺から小國に至る間に、三度も乘り換えなければいけない。そして待合せの時間を入れますと十時間もかかる。