2016-05-26 第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第5号
三・一一の後、一万件の機器の点検漏れが明らかになって、規制委員会が、事実上、運転凍結、運転禁止、こういうだめ出しをしたこの高速増殖炉「もんじゅ」でありますが、結果として一兆円の国費を投入して、二十年間以上ほとんど運転実績がない、こういう状況にあります。
三・一一の後、一万件の機器の点検漏れが明らかになって、規制委員会が、事実上、運転凍結、運転禁止、こういうだめ出しをしたこの高速増殖炉「もんじゅ」でありますが、結果として一兆円の国費を投入して、二十年間以上ほとんど運転実績がない、こういう状況にあります。
ということで、まず第一点は、現在運転停止といいますか、運転凍結しておられる「もんじゅ」でございますが、高速増殖炉につきましては、電力業界からのコストの問題等々も提起されているところでございまして、当面の運転凍結というよりも、むしろ計画そのものを凍結して、「もんじゅ」の役割というものを見直す必要があるのではないかと思いますが、いかがでございましょうか。