1986-10-17 第107回国会 衆議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会公聴会 第2号
例えば鉄道の最も基本的な経営の要素であります運賃、賃金、それから投資、そういった決定が自由にできなかったということに最大の問題点があったのではないかと思います。それが第一点。
例えば鉄道の最も基本的な経営の要素であります運賃、賃金、それから投資、そういった決定が自由にできなかったということに最大の問題点があったのではないかと思います。それが第一点。
その理由は、合理的な範囲を超える内部補助が経営意欲を阻害すること、それから、運賃、賃金水準が画一的になるということの弊害、そういうことでありました。ところが、最終答申では、この点には一言も触れておりません。政府の閣議決定もまた同様であります。しかしながら、分割後の新会社の体制にあっても、この指摘された欠陥は依然として残ります。政府は、このことをどう考えておられるか。
国鉄そのものの問題点を取り上げる過程で総理自身も何回かおっしゃったことがありますが、現行の国鉄のありようの中では、国鉄総裁そのものが、投資あるいは運賃、賃金、いずれについても国鉄経営の基本事項であるにもかかわらず、これに主体的な能力を発揮することは非常に難しい実情にある。
一つの会社であれば運賃、賃金は大体同一水準なんです。ですから、その論理を貫けば、地方交通線について全然放てきしてしまって何にも言わないというのは、私は変節だと思いますよ。ですから、旅客鉄道会社ができ上がってからだんだんテーブルの上の計算では黒字がでるようになっておりますけれども、これだってやってみなければわからないはずですね。
私は、分権管理方式の具体的内容は明らかにはされておりませんけれども、運賃、賃金等の経営の基本事項が中央本社で決定されることが予想されまして、鉄道事業が本来地域性という側面を持っておることから見ましても、管理能力を超えることによる弊害、全国画一的運営による弊害、合理的範囲を超えた内部補助による弊害をなかなか除去し得ない、そういうぐあいに考えるわけでありますけれども、申し上げましたことに対するお答えをいただきたいと
それから、でん粉工場の加工業の面ですが、これは私は触れませんでしたけれども、買い入れ価格の場合には、加工費というのが暴騰しておることは、何も多く言わなくたってこれはわかっているわけですから、運賃、賃金、すべての物価が上がっているのですから、そういう加工費を十分に見る、あるいは運搬の経費を十分に見るという点は、これは言うまでもありませんが、それと同時に、でん粉工場では、いずれも公害問題の施設で非常な悩
われるのでございますが、たとえて申し上げますと、一車一キロメートルあたりの運賃は、現行のバスでございますと七十円五十四銭でございまして、その中に占めます揮発油税の負担額は、従来が八円八十七銭、これが九円七十五銭と、今度の引き上げによりまして八十八銭上がることにはなっておりますけれども、しかし、これでそれほどバス代に大きく影響するとは考えられないのでございまして、バス代の引き上げの理由は揮発油税の引き上げよりもむしろ運賃、賃金
又石炭代その他の節約もありまして、ふだんでありますると、割に豊かな経営状態に近かつたわけでございますが、異常な災害のために、これらを予備費等で出しましても足りませんし、それから大蔵省当局と相談いたしまして、大蔵省のほうに本年度内に三十億円ほど支払をしなくちやならない金、昨年のベース・アツプのとき、べース・アツプと運賃賃金のズレのために政府から三十億円を借りておりましたのを、今度は延期してもらうというようなことで
今後政府においても全面的に健全財政を推し進めて、物価の値上りを抑えてそうして実質賃金にも悪影響のないように、いわゆるインフレの高進を抑える政策に全面的に出ておる次第なのでありまして、それらの政策と相待つて物価を低く抑える、運賃、賃金等に影響を及ぼさないように、産業コストに影響を及ぼさないように努力をする線で進んでおります。恐らくそう近い将来に重ねてということには相成るまいかと考えております。
次にお伺いいたしたいことは、諸物價の騰貴率、運賃、賃金、すべて大体の目標がきめられた予算であるが、一体、本年度の新米價はいくらくらいにするつもりか。最後的な決定は未だしとするも、その合理性を強調することは、一日十二時間ないし十三時間も働きつつある農民の増産意欲に重大な影響があると思うから、逃げ腰でない答弁をお願いしたい。