1989-11-15 第116回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
したがいまして、私はできることならば年内くらいには一応の取りまとめができないかな、そして年が明けまして、今度はそれをもとにして航空各社との協議をして運賃是正のための申請を得て、そして今年度中くらいには審議会を開いて決定するように運べたらいいな、そういうことを念頭に置きながら今鋭意努力をしておる最中でございます。
したがいまして、私はできることならば年内くらいには一応の取りまとめができないかな、そして年が明けまして、今度はそれをもとにして航空各社との協議をして運賃是正のための申請を得て、そして今年度中くらいには審議会を開いて決定するように運べたらいいな、そういうことを念頭に置きながら今鋭意努力をしておる最中でございます。
そこで、七月の十六日に、北海道消費者協会はこの問題について運輸省に申し入れたということでありますが、その内容は、報道によれば、まず、九州路線に比べ一キロ当たり平均三円七十銭割高な北海道路線運賃の是正、二番目として航空運賃の円高差益の還元、三つ目として五十九年の東京間路線距離短縮に伴う運賃是正、四番目として通行税の廃止、五番目として国際線利用でのコモンレート適用、このようになっておりますが、ひとつこの
○土井委員 では、これからの御努力というのが、実はこの航空運賃是正という方向ではやはりなされるべき課題になっているわけですが、その点はどのようにお考えになっていらっしゃいますか。
金融をつけてもらうか、とにかく運賃是正をするか。そうでなきゃ給与も支払えなくなる。支払えなくなるだけじゃない。私鉄が果たしている公共的使命を考えたら、ストライキのごときものじゃありませんよ。そういう状態を一つずつ考えてみますと、遺憾ながらいますぐというわけにはまいらない。 それは、ちょっと締めただけで、先月一ヵ月で幾ら一体外債ができたと思いますか。二百億ドル集めているんです。
ですから、そういう意味で、これはもう真にやむを得ないものである、この状況下において、なお運賃是正を最小限にお願いしますというんですから、政府も、もうやらないで済むことならどんなことをしても、もうやめたい。しかし、これはもうそうではなく、真にやむを得ないんだと。政府がこれだけ言われてなおお願いしますというんだから、これはもうやりたいということで御理解を賜わりたい。
もう一つは、国鉄も運賃是正をやってきたわけでございますし、その過程においては給与の是正もやってまいったわけであります。昭和十一年を基準にして考えますと、東京都における消費者物価指数は六一四であります。先ほども申し上げましたように、消費者米価は五〇四であります。はがきは六六七にあって、鉄道は二六九に押えられてきたというところに、私は大きな問題があると思うのであります。
したがって今度の運賃是正によってこの額が非常に大きくなります。
それから、再建の措置としては、国鉄の合理化、近代化、それから国及び地方公共団体の財政措置、その内部には、政府管掌資金にかかわる利子の事実上の猶予、国鉄財政再建補助金の拡充、市町村納付金の大幅な軽減、長期低利資金の確保、次に、再建期間の初期における一〇%程度の運賃改定とその後の適切な運賃是正、三番目には、投資規模を三兆七千億円とする、立法措置として国鉄財政再建促進法(仮称)を制定する、これが私は今度の
○楯分科員 それでは次に、三番目の「再建期間初期における一〇%程度の運賃改訂とその後の適切な運賃是正」、今度大体平均一〇%の運賃の値上げを国会へ要請しておるわけですね。それはわかりますが、賛成、反対はここでやりませんが、「その後の適切な運賃是正」ということは、これは何を言わんとしておるのですか。
十一月の何日でございましたかと思いますが、日にちははっきり記憶いたしませんが、国鉄運賃是正の実施時期につきまして御相談する会を持ったのでありますけれども、そこで大体二月の十五日ということで、実施の時期は十五日を目途としてやろうということで一応意見の一致を見たのであります。
○国務大臣(中村寅太君) 私も気持ちの上では、農業生産物等の運賃は、できるだけ農業の性格等から考えましても、安くしてあげたほうがいいという気持ちを持っておりますが、今日の国鉄の財政状況から考えますときに、今回の運賃是正にとっております割引率が、まあ国鉄のほうにも相当気張ってもらった一つの割引率だ、かように考えておる次第でございまして、今回はこの程度でひとつ御了承を願いたいと考えておる次第でございます
○国務大臣(中村寅太君) 今回の運賃是正の問題の中で、農林物資に対する処置について御質問でありますが、今回の第三次長期計画は御承知のとおり、国家の経済の成長に伴いまして、輸送需要、人と貨物の輸送需要が非常に急激に増加いたしまして、現在国鉄の持っておりまする輸送能力との間に、非常に大きな開きがふえた。
○国務大臣(中村寅太君) 今回の運賃是正の計画の中には、はっきり暫定割引というものを残しております。今回の運賃是正が五年続けば五年、十年続けば十年残っていくものと考えております。
が言われるようなことがあるかと思いますけれども、国の輸送事情等を全体的に見ますときに、このまま放置しておくということは、輸送不安を起こすようなところまで逼迫しておる状態から考えまして、一刻も早く運賃の是正を皆さん方によって賛成していただいて、根本的に運輸事情の逼迫しておる状態を緩和しまして、国民に安心して交通の利用のできるような体制をつくることが、やはり根本的に必要な問題だ、かように考えて今回の運賃是正
○中村(寅)国務大臣 楯委員の仰せられますように、国鉄運賃是正の案をお願いいたしまして、いま最後の大詰めで非常に重大な段階であることは私も承知いたしておりますが、できるだけひとつ審議を進めていただきまして、そうして補正とかいうようなことをやらずに済むように、一日でも早く参議院のほうで可決していただきますように、目下御審議の進め方をお願いいたしておるわけでございます。そういう状態でございます。
要するに、国鉄が今回の第三次長期計画により輸送力を拡充するとともに、運賃の是正を行なうのでありますから、それに相当するサービスの改善を行なって、喜ばれる国鉄になり、国民の所有する財産としての国鉄の健全経営が確保されることが重要であると考えるので、国鉄においては、できるだけ経営の合理化につとめ、なるべく運賃是正の限度を少なくするように希望いたしまして、大体原案に賛成であります。
したがって、この収支計画によりますと、外部資金と運賃是正による増収というものだけでやることに一応積んでありますけれども、先ほどおっしゃいましたように、きのうから大蔵大臣も言っておられるように、一般会計から全然めんどうを見ないということではない。ということは、将来財政事情が許せば利子補給その他ということも絶対にないわけではないという意思表示だと思います。
現在の段階では、国家財政の事情等の関係から、今回は出資の面ではめんどうを見なかった、財政投融資等においては、できるだけこれをめんどうを見ていく、それから運賃是正というのは、先ほどからも何回も申しますように、現在のあらゆる輸送需要あるいは輸送能力、国鉄の現状等から勘案いたしまして、今回の運賃値上げはやむを得ないものである、こういう形で御審議をお願いいたしておるわけでございます。
しかし、国鉄の運賃是正の問題は、三十九年の春ごろからずっと秋ごろにかけまして基本問題懇談会で非常に議論をされておった。したがって、実質的には三十九年から始まって進行している、こういうふうに考えておるわけです。
その一つのあらわれが、今回の運賃是正ということになっておるということも言えると思うのでございます。
○国務大臣(中村寅太君) 私は、あらゆる努力をいたしまして、国鉄の経営がどうにもならなくなった場合には、たとえて申しますと、いま申しますような減税の面で国鉄の負担を軽くしていくとか、あるいは利子負担等の、そういうひとつの方向で検討を進めていく、そういう形で、いわゆる運賃是正によってのみ公共負担というものを消化していくという方法からさらに一歩進めて、何か私は、その時の政府の力というものを、国鉄経営の方面
やはり徐々に解決する、こういうふうなんで、ことしの運賃是正——私は値上げと言わずに是正と言うのですが、是正につきましても、公共負担に触れている。御承知のとおり、国鉄が公共負担として犠牲になっているのは、三十二年前は別にいたしまして、三十二年から三十九年までの合計が五千二百六十一億だ、四十年度においては九百億になる。それで、これが年々歳々ふえていく。
次に、一般には運賃改定によって物価に相当な影響があるようにいわれておりますが、物価に占める運賃の割合はきわめて微小であり、また物価は需要と供給の関係その他複雑な要素で変動するものでございまして、運賃改定が直接物価に及ぼす影響は心配するほどのものではないと考えられますので、今回の運賃是正は国鉄の独立採算制を維持するためにやむを得ない処置である、むしろこれによって国鉄輸送を近代化しまして物資流通経費の低減
ことに、運賃是正の内容は、物価の安定に寄与するために、国民の日常生活の必需品に対しては、特別の考慮を払い、米麦、鮮魚、蔬菜、肥料、その他生活必需品については最低の値上げにとどめ、その他六十九品目についても特別の割り引きを認める等、まことにきめのこまかい配慮をいたしておるのでございます。
この金をどういうふうに調達するかと申しますと、このたびの運賃是正によって約一兆二千億七年間で増収があると思われますが、それらを経費等に充てた残りの八千五百六十三億というものがこの工事に自己資金として回るわけであります。
のつかない自己資金を使うということにならなければ、国鉄の運営が健全な方向に向かっていかないという観点から、好ましいことじゃないということは、芳賀君言われますように、これは安いにこしたことはございませんけれども、いろいろ国家財政等の関連ともにらみ合わせまして、いろいろの方法をくふういたした結果、現在の段階では、今回改正の審議をお願いしております程度の利用者負担はやむを得ないものであるという見解に立って、運賃是正