1961-04-01 第38回国会 参議院 運輸、農林水産、商工委員会連合審査会 第1号
運賃引上率の決定にあたりましては、運輸審議会の答申を尊重し、また、国鉄運賃の国民生活への影響を十分考慮いたしまして、極力低位にとどめるべく、借入金の増額を昭和三十六年度においては、前年度に比べ約百七十億円増加して約一千億円とし、また企業努力、経営の合理化等による自己資金の捻出をはかりまして、必要最小限度四百八十六億円増収率一二%程度を運賃改定による増収額として見込むことといたしました。
運賃引上率の決定にあたりましては、運輸審議会の答申を尊重し、また、国鉄運賃の国民生活への影響を十分考慮いたしまして、極力低位にとどめるべく、借入金の増額を昭和三十六年度においては、前年度に比べ約百七十億円増加して約一千億円とし、また企業努力、経営の合理化等による自己資金の捻出をはかりまして、必要最小限度四百八十六億円増収率一二%程度を運賃改定による増収額として見込むことといたしました。
運賃引上率の決定にあたりましては、運輸審議会の答申を尊重し、また、国鉄運賃の国民生活への影響を十分考慮いたしまして、極力低位にとどめるべく、借入金の増額を、昭和三十六年度においては、前年度に比べ約百七十億円増加して約一千億円とし、また、企業努力、経営の合理化等による自己資金の捻出をはかりまして、必要最小限度四百八十六億円、増収率一二%程度を運賃改訂による増収額として見込むことといたしました。
運賃引上率の決定にあたりましては、運輸審議会の答申を尊重し、また国鉄運賃の国民生活への影響を十分考慮いたしまして極力低位にとどめるべく、借入金の増額を昭和三十六年度増加して約一千億円とし、また企業努力、経営の合理化等による自己資金の捻出をはかりまして、必要最小限度四百八十六億円、増収率一二%程度を運賃改定による増収額として見込むことといたしました。
○政府委員(宮川新一郎君) 確かに算術計算だけでもって軽微なものだからということは誤まりかもしれませぬが、一応私どもといたしまして、あるめどをつけます場合に、たとえば交通費は幾らかかっていると、家計費を調べましてそれでパーセンテージを出しまして、それに対して今度の運賃引上率をかけまして、どの程度の影響があるかということをもって一応のめどとした次第であります。
その関係からいたしまして、私は貨物の運賃引上率というものを、旅客運賃の引上率よりも低率にすべきではなかろうかというふうに考えるわけであります。貨物運賃につきましては、すでに海上運賃その他の比例から申しまして、低きに失するという議論もずいぶんあるのであります。
これは相当大きな金額でありますが、運賃引上率の問題とにらみ合せまして、減価償却が著しく低い場合におきましては、おつしやいます通り何らかそこら辺はまた賃率改訂をしなければならぬ。そこら辺のところがよいところではないかという考え方であります。
請願第七五六号果実の鉄道運賃軽減に関する請願、請願の要旨は、今回国鉄運賃の引上げが行われるようであるが、果実等の青果物については取引の性質上運賃の値上りはすべて生産者負担の実情であるから、果実等青果物の鉄道運賃引上率を緩和せられると共に等級引下げ、実トン扱い、遠距離輸送に対する割引等を実施せられたいというのであります。
併しながら現在以上に割引率を増すことは、もはや普通運賃とのバランスの上から考えまして運賃体系を乱すものであるということに相成りまするので、今回普通旅客運賃引上率と正比例して引上げる。つまり割引の率は現在と同じであるということで答申になつたわけでございます。定期運賃の最低運賃も、これも現在若干引上げまして通勤百五十円、通学百円といたしております。
すなわち物價面における運賃の比率は、昭和十一年と現在を比較すれば、鋼材において四一四%から一・三%へ、石炭において一三・四%から四・一%へ、米は一・一%から〇・四%へと、いずれも三分の一に低下しておるものでありまして、これをもつて見ても、貨物運賃の引上げが國民経済上影響が大きく、旅客運賃が影響薄しとして、旅客運賃の引上げの率によつて貨物運賃引上率を抑えようとする政府の謬見に対しましては、われわれは断
膨湃たる國民の聲を生かして、國民生活の破綻を阻止するためにも、予算案自体の自己崩壊を食い止めるためにも、運賃引上率は財源の許す限り低率であることが修正案として優秀であるという考え方には異論はないと思うのであります。
午後運輸省関係の審議に移りましたが、まず、運賃引上率が、かりに一般二・五倍、学生定期二倍に修正された場合の國鉄運賃收入及び通行税收入の減少は何ほどであるかとの質問に対しましては、大約二百十五億円前後であろうとの回答でありました。