1976-08-10 第77回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第9号
第六管区海上保安本部から、海難の概要、救助の状況、捜査の状況について説明があり、また、今回の「ふたば」の海難事故に関し、第六管区海上保安本部は関係団体に対し、船舶のふくそうする港内、狭水道等における安全運航措置の徹底、船位の確認の励行、運航管理規程に定める運航基準経路の遵守、運航中止条件の厳守等を骨子とする安全対策の確保について傘下事業者を強力に指導するよう文書で要請した旨の説明がありました。
第六管区海上保安本部から、海難の概要、救助の状況、捜査の状況について説明があり、また、今回の「ふたば」の海難事故に関し、第六管区海上保安本部は関係団体に対し、船舶のふくそうする港内、狭水道等における安全運航措置の徹底、船位の確認の励行、運航管理規程に定める運航基準経路の遵守、運航中止条件の厳守等を骨子とする安全対策の確保について傘下事業者を強力に指導するよう文書で要請した旨の説明がありました。
運航ダイヤ等の改善につきましては、船舶の点検整備、操練等のための十分な余裕時間を見込みまして、航路の状況等に適した航海時間となるよう指導することといたしまして、また、運航中止条件を極力統一すること、運航管理規程の順守の徹底運航管理者の資質の向上等により、運航管理体制の強化をはかっております。さらに、事故発生を想定した応急対策基準を整備することといたしております。
具体的には、船舶構造面で安全設備を一そう充実すること、過密とならないよう便数及びダイヤを調整改善すること、運航面において、夜間、霧中等事故が発生しやすい状況下での事故防止対策に一そう留意するとともに、運航中止条件の統一をはかることなどが必要であると考えられます。 翌日、川崎重工業神戸工場の視察に参りました。
同じ航路で同じ船型であれば当然同じ運航中止条件が出てくるということをわれわれは当初期待しておったわけでございますが、出てまいりましたのは非常にばらつきが多いということに実は驚いているようなわけでございます。
○平田委員 運航管理規程では、視界距離との関係で運航中止条件を設けているはずだけれども、「まりも」「室蘭丸」「おりおん」「おくどうご2」については視界が〇〇メートル以下になると運航を中止するという規程になっているのかどうなのか、視界どれくらいを運航中止の条件にしているのかということをお聞かせいただきます。