1974-03-22 第72回国会 衆議院 地方行政委員会 第17号
しかるに、保険事業だけは膨大な運用資産収入が無税にされる。このこと自体が、この税の取り扱いがきわめて不合理である、不公正である、そのことを示している。これは直してもらう必要、がある。 しかも、収入保険料と支払い保険金を比べてみますと実に格段の差がありますね。四十七年度で見ますと、収入保険料は二兆四千二百八十六億なんです。ところが支払い保険金は四千六百五十九億円。支払い金はごくわずかにすぎない。
しかるに、保険事業だけは膨大な運用資産収入が無税にされる。このこと自体が、この税の取り扱いがきわめて不合理である、不公正である、そのことを示している。これは直してもらう必要、がある。 しかも、収入保険料と支払い保険金を比べてみますと実に格段の差がありますね。四十七年度で見ますと、収入保険料は二兆四千二百八十六億なんです。ところが支払い保険金は四千六百五十九億円。支払い金はごくわずかにすぎない。
一つは運用資産収入であります。ところが今日までにおきましては、保険料金から生じる利益だけが課税対象となっておって、運用資産から生じる利益は非課税となっておる。これはなぜでしょう。
○三谷委員 付加保険料に対して課税をするので、運用資産収入は課税の対象にならないということをおっしゃっているわけなんです。そうしますと、付加保険料に対する課税というものが、その運用資産収入をも含めた課税の内容になっているのかどうか、ここのところが問題なんです。それはどういうふうな扱いになっているわけですか。