1967-06-09 第55回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第17号
たとえばいままで石炭の運搬工程に所属する部分、ズリ捨てとかいろいろあるわけなんですが、あるいはまた機械の補修、そういう面については、これは工程に枝葉になって組み合わさっておるわけです。
たとえばいままで石炭の運搬工程に所属する部分、ズリ捨てとかいろいろあるわけなんですが、あるいはまた機械の補修、そういう面については、これは工程に枝葉になって組み合わさっておるわけです。
これはいずれも、石炭の販売に至るまでの運搬工程に含まれる一貫した職場であると私どもは考えるわけです。しかるに、今日、石炭合理化を急速に推し進めている結果、坑外におけるこれらの職場は、ほとんど組夫に転換されつつあります。白ズリの捨て場、あるいはまた選炭の結果として出る黒ズリの捨て場への運搬作業のみならず、その捨てる作業一切が組夫に転換されております。
石炭を掘りくずして、それが商品となって消費者の手に渡るまで、すべて運搬される、そういう性格を表現いたしておるわけでございますが、今日坑口を出た石炭を坑外の選炭機に運ぶ、さらにまた坑口から出るボタを坑外の捨て場に搬出をする、あるいはまた、選炭をした結果出る黒いボタは同様にボタ捨て場に運搬をする、これはいずれも石炭の販売に至るまでの、運搬工程の一貫した職場であると私どもは考えるわけです。