2001-05-24 第151回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
○政府参考人(須賀田菊仁君) 先生おっしゃるとおり、今から振り返りますと、なぜあのときにもっと早くという気持ちになるわけでございますけれども、これまでの経緯をつぶさに見ていきますと、五年ごとに財政再計算をいたしまして、その財政再計算を契機にして、できるだけ保険料は上げていく、加入者はふやしていく、それから保険料の収納率は上げていく、運用は高く運用していく、そういうふうな制度改正なり運営改善努力をするんだということで
○政府参考人(須賀田菊仁君) 先生おっしゃるとおり、今から振り返りますと、なぜあのときにもっと早くという気持ちになるわけでございますけれども、これまでの経緯をつぶさに見ていきますと、五年ごとに財政再計算をいたしまして、その財政再計算を契機にして、できるだけ保険料は上げていく、加入者はふやしていく、それから保険料の収納率は上げていく、運用は高く運用していく、そういうふうな制度改正なり運営改善努力をするんだということで
それ以降、幾多の運営改善努力をしてきたわけでございますけれども、結局、今から考えますと、賦課方式を財政方式として採用したことが、農村における高齢化という問題に対応できないということで農業者年金が実質的に破綻したという大きな要因の一つであったというふうに認識せざるを得ません。したがいまして、今後、再度、賦課方式に切りかえるということはいたさない所存でございます。
すなわち、その置かれた環境のもとでできる限りの運営改善努力をしてきたものの、結果的に見れば、農業構造の変化や年金加入者等の見通しが十分でなかった面があったと認識せざるを得ないと考えております。 今般、国民の皆様や加入者あるいは受給者の方々に御協力を得て、抜本的改革を進めざるを得ない事態に至ったことにつきましては、私といたしましては、率直に申し上げまして申しわけなく思っております。
その過程で国会にも御審議をお願いしたところでもあり、関係団体による運営改善努力とも相まって、収支均衡が図られるものと見通していたところであります。 しかしながら、新規加入者の激減、保険料収納率の低下等が続き、このままでは年金財政の破綻を免れないと認識するに至ったところでございます。
そして、最近に至りまして、東京、大阪、その他全国の裁判所や弁護士会におきまして、民事訴訟の新しい運営改善努力というものがなされておりますが、これは日本向けのいわばマニュアルを整備するということで、放置すればますます現実の必要に押されて野放しになっていくことが予想されます。現行法のままでは限界があり、法改正が必要であります。