1955-06-16 第22回国会 参議院 決算委員会 第16号
ここに全官庁を通じての官紀の遅緩であるとか、頽廃であるとかいう問題があって、これは私は政府としてもこの問題について根本的な考え方をなされるべきではないかということを感じておりますが、大臣はどういうふうにお考えになっておりますか。
ここに全官庁を通じての官紀の遅緩であるとか、頽廃であるとかいう問題があって、これは私は政府としてもこの問題について根本的な考え方をなされるべきではないかということを感じておりますが、大臣はどういうふうにお考えになっておりますか。
○三橋八次郎君 成るほど一年というような時限になつたからというので少し安心なさつておると思うのですけれども、これは農業のほうはなかなかそうは行かんのでございまして、一年遅緩をいたしますれば、それを更に県庁に持つて行きますれば五年も六年もの数年次がかかると思うのであります。
それからAFRSの英語のニユースと比較されましての御意見、その通りに存じますけれども、一方におきましては、言葉、英語と日本語というものの相違から起る遅緩ということもあるのであります。例えば英語で十分間で済むものが、日本語を用いて明瞭に理解させるためにはそれ以上の時間のかかるといつたようなこともあります。
いずれにしましても、治安の問題は、日本国民の国力を以て、国民みずからの力を以て守るという原則は、この点においては国民がその注意を集中しなければならんと思いますが、この点に対して多少近来遅緩しているような、或いは神経が萎ましておるような嫌いもないとも言えないと思うのであります。国内の状況は決して今の状態は治安のほうから言つてみて安心ができる状態とは考えないのであります。
こういう決算を今するに当りまして、何かこう國の方で遅緩して置く方が財政上都合がいいといつたようなことがあるのか、甚だ明瞭を欠いておると思いますが、大藏省の方針は、そういうことに対しては促進する方がいいのか、緩慢にして置く方がいいのか、年度が過ぎても拂わないで置いても一向差支ないものか、それに対して日歩を附けるといつたような責任を持たないものか、方針を一つ伺いたいと思います。