1951-11-10 第12回国会 参議院 外務・労働連合委員会 第1号
チエツコスロヴアキアとポーランド政府代表の反対は、主として我が国、日本は現在昔のごとく再軍備をするような態勢ではないかということと、依然として我が国は進駐政治下に置かれておる。独立していないのであつて、国際的な条約を締結する権限はないのではないだろうかというような意味の論旨の演説があつて、それを我々は聞いて来ておる次第でございます。
チエツコスロヴアキアとポーランド政府代表の反対は、主として我が国、日本は現在昔のごとく再軍備をするような態勢ではないかということと、依然として我が国は進駐政治下に置かれておる。独立していないのであつて、国際的な条約を締結する権限はないのではないだろうかというような意味の論旨の演説があつて、それを我々は聞いて来ておる次第でございます。
○橘政府委員 十一の反対投票が行われたのでございますが、チエコスロヴアキアの四名の代表とポーランドの四名の代表の反対は、日本国が、依然として進駐政治下に置かれておつて独立国でないということと、東西両陣営の政治的な意見の対立というものも相加わりまして、反対投票が行われたのであると信じておる次第でございます。