1999-05-13 第145回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
日本が独自の技術を持っている分野としては、軟弱な地盤に対応した掘進技術、高い地圧、ガス湧出対策としての坑道維持技術、通気管理技術、高速輸送システム、防水技術、こういった分野のさまざまな技術を保有しておるところでございます。 この技術の高さは、委員御指摘のとおり、保安の観点の数字から見ても明らかなとおりでございます。
日本が独自の技術を持っている分野としては、軟弱な地盤に対応した掘進技術、高い地圧、ガス湧出対策としての坑道維持技術、通気管理技術、高速輸送システム、防水技術、こういった分野のさまざまな技術を保有しておるところでございます。 この技術の高さは、委員御指摘のとおり、保安の観点の数字から見ても明らかなとおりでございます。
先ほど内野参考人からも言われましたとおり、今日まで石炭事業あるいは炭鉱が蓄積してきた有形無形のノウハウ、それから、世界に冠たる探査技術ですとか坑道掘進技術あるいはまたガス検知能力とか山はね対応とか、複雑な地層の中であれだけの坑道を海底に張りめぐらせて石炭を採炭していく。しかも、その採炭の技術も、先ほど、能力も倍になったというお話でありますから、採炭の能力も相当高能率になっておる。
○篠原政府委員 ます、豪州からでございますけれども、坑内掘りにおきます高効率な石炭生産のための高速沿層掘進技術、あるいは炭鉱の保安確保のための高効率な炭層内のガス抜きに関します炭層ガス管理技術、これらについての共同研究等が要請されているところでございます。
例えば豪州からの要望でございますけれども、採掘深度の増加に伴いまして必要となります高効率な生産技術の要請、特に掘進技術についての共同研究を行いたいというような要請がございます。
私は、海外炭も仰がなければならぬということは数字を見たら当然のことでございますが、海外炭を仰ぐに当たって、先ほど列挙されたような埋蔵量の分布、輸入先の分布を見ると、日本の輸入に当たりましても、日本の掘進技術、採炭技術というものが大切なんじゃなかろうか、特に日本の保安技術というものはまた世界においても評価されるべき基準にあるんではないかと思うんです。
○吉田達男君 八次の答申の中には閉山・合理化の予想されるもの等々が並んできますけれども、その答申の中にはありませんけれども、私は、日本の掘進技術等々をさきに述べた理由によって維持保存し、かつ発展させるために、その炭鉱の経済的なべースによらず、国策としてこれを維持すべしという考えを提案したい。
したがってそのために、一、各炭鉱坑内の広域化並びに深部化採掘に対処するため、坑内骨格構造の改善、機械化の促進、採炭掘進技術の研究開発等について、国による助成拡大、行政指導の強化を図っていただきたい。 二、将来にわたって二千万トン体制を確立するために現有炭鉱の若返り対策を講ずるとともに新鉱開発の促進を図っていただきたい。
ただ、五十万トンショートしたから、五十万トンをオーバーしたからどうという、そういう問題では私はない、こういうふうに認識をしておるわけでございまして、やはりまず第一に、現在の炭鉱そのものが保安を確保しながら最大限の合理化を図って出炭をキープしていくということが、これがやはり第一でございまして、ただそのためには、さっきも申しましたように、深部移行に伴ういろいろな問題の解決と、それから基本的には掘進技術というものを
昔は労働力の定着も非常に問題でございまして、どんどん人がやめていく、未経験者が入ってくる、こういうことでございましたが、そういう点も大分落ちついてまいっておりますし、何を言いましても、準備掘進というものを十分やっておれば出炭というものはキープされていく、こういうことでございまして、この掘進技術の開発、能率のアップでございますか、これにつきましても、昔に比べますと相当に掘進能率も上がってきておりますし
掘進技術というものが何か飛躍的に改善されるとか、そういうことになりますれば別でありますが、いまのところ現在の出炭と次の段階を用意するのがぎりぎりであるというのが、おそらくは実情だと思います。したがいまして、現存する炭鉱からということは大部分の山について非常にむずかしいのじゃなかろうか、こういう感じを持っております。