1991-04-17 第120回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
この主な原因として私どもいろいろ分析しておるのですが、その一つは、民間金融機関におきましては、国民金融公庫の進学資金貸し付けよりも金利が若干高いわけではありますが、しかし、いろいろ多様な教育ローンが提供されるようになってきておるという実態がございます。
この主な原因として私どもいろいろ分析しておるのですが、その一つは、民間金融機関におきましては、国民金融公庫の進学資金貸し付けよりも金利が若干高いわけではありますが、しかし、いろいろ多様な教育ローンが提供されるようになってきておるという実態がございます。
○橋本国務大臣 近年、進学資金貸し付けの貸出実績が伸びておりますのは、今委員がお述べになりました数字のとおりであります。
貸付金利につきましては、なるほど国民金融公庫の進学資金貸し付けの方が金利は若干安いわけでございますけれども、やはり民間の方は民間らしく多様でかつ簡便な教育ローンを提供するようになったということも原因の一つにあるのであろうと思います。
貸し付け種類別に貸し付けの実績を申し上げますと、普通貸し付けは七十三万五千件余、二兆三千八百三十四億五千七百四十一万円、恩給担保貸し付けは二十三万二千件余、一千四百七十二億六千八十四万円余、記各国債担保貸し付けは九十三件、一千十八万円余、進学資金貸し付けは七万八千件余、三百四十億四千百五十三万円余となりました。
そのほかに、いわゆる消費金融の分野といたしまして、ただいま御指摘のありました恩給担保、あるいは記名国債担保によります貸し付け並びに進学ローンと称します進学資金貸し付けを行っております。
所定の積み立てを完了いたしました進学積立貯金の預金者に対しましては、国民金融公庫の進学資金貸し付けのあっせんを行うということで賃し付けを行うことにいたしております。貸し付けの限度額は、先ほど申し上げましたように進学積立貯金の現在高の範囲内五十四万円を限度ということになっておりますので、積み立てていただきました貯金と合わせますと最高で百八万円の資金が準備できるということになるわけでございます。
貸付種類別に貸し付けの実績を申し上げますと、普通貸し付けは、七十五万五千件余、一兆八千九百十六億八百八十八万円余、恩給担保貸し付けは、十九万五千件余、一千九十二億八千五百七十七万円余、記名国債担保貸し付けは、七百件余、九千九百四十四万円余、進学資金貸し付けは、三万九千件余、百五十五億一千四百四十七万円余となりました。
私どもの進学資金貸し付けでございますけれども、先生御承知のように、これは国民金融公庫の郵便貯金預金者向けの貸し付けの仕事を、私ども郵便局の窓口におきましては貸し付けをあっせんするという仕事を私どもやっておるわけでございますけれども 国民金融公庫の郵貯向け貸し付け、これは一般向けの貸し付けも同様でございますけれども、外国人を対象としておりません。
○政府委員(徳田博美君) この進学資金貸し付けにかかわる積立定期につきましては、集金はしないで全部窓口に貯金を持ってきてもらう制度になっているというふうに聞いておりますが、この点につきましては、特に大蔵省としてこの制度につきまして関与をするようなことはないわけでございます。
一方また、この七・一%の金利でも、民間の進学資金の金利に比べますとかなり低い金利でございますし、先生御承知のように、今年度から、勤労者財産形成制度に基づきます進学資金貸し付けも始まるわけでございますけれども、この場合には、勤労者財産形成制度に基づきます貯金をした貯金者を相手に進学資金を貸すこの制度におきましても、金利は現在のところ大体八・四%台ぐらいということを考えられているようでございますが、そういったものに
そこで、このような進学資金貸し付けに対しまして政策金融として政策的な低金利をつけ、あるいは国からの補給金その他を出すということにつきましては、そのような進学資金貸し付けの中身、実質から申しましてやはり若干疑問があろうかと考えられるわけでございまして、そういうことを考えまして、国民金融公庫の資金コストから見てぎりぎりの線である七・一%という金利にしたわけでございます。
○政府委員(徳田博美君) 先生御指摘の育英資金は日本育英会についての御指摘かと思いますが、日本育英会と今度の国民金融公庫の貸付制度とは若干前提が違うわけでございまして、日本育英会の場合には、成績優秀な学生生徒を対象としているわけでございますが、今度の国民金融公庫を通ずる進学資金貸し付けの場合には、一般の学生生徒がだれでも利用できる、まあ所行制限はございますけれども、そういう子弟を持つ父兄が利用できる
○政府委員(徳田博美君) 国民公庫による進学資金貸し付けの金利につきましては、これは特に一般貸し付けの場合には所得制限を付してあるわけでございますので、極力一般の民間金融機関の貸し付けに比べて優遇を図る必要があるわけでございますが、他方におきまして、国民金融公庫といたしましても、旅費である資金運用部の金利であるとか、あるいは事務コスト等を勘案する必要があるわけでございます。
なお、これが一般の進学資金貸し付けと郵便局を通ずる貸し付けとの比率がどのようになるかということでございますが、この点につきましては、これは実行してみませんとどのような比率になりますか、いまのところは全く予想がつかない状況でございます。
○政府委員(徳田博美君) 進学資金貸し付けの金利につきましては、先生御指摘のとおり低所得者向けでございますので、一般の民間の貸し出しよりもどの程度低くするかということが問題になるわけでございますけれども、しかしながら、この進学資金は入学、高校の際の進学資金でございますので、これは義務教育ではないわけでございます。
○説明員(藤田恒郎君) この進学ローンの金利でございますけれども、まず私どもが今回の進学資金貸し付け制度というのを設けましたその一番の理由は、最近の教育費の高騰に伴います入学時における保護者の一時的な負担、これを軽減をしようという趣旨でございます。
○説明員(藤田恒郎君) 進学資金貸し付けの原資といたしましては、五十三年度予算といたしまして国民公庫に二百億。それから、沖繩開発公庫に二億用意してございます。
この見通しにつきましては、民間金融機関の教育ローンとか、国民金融公庫等の低所得者向けの進学資金貸し付けがどのくらいになるかといったようないろいろな変動要素が非常に多いのでございまして、いま的確に見通しを立てるということはむずかしいのでございますが、まず来年度最大限どのくらいになるだろうか。
昨年の郵便貯金の利子引き下げに当たって、郵政審議会はその答申の中で進学資金貸し付けの制度を創設するようにという強い要望が付されておりました。大臣はそれを受けまして、昨年の十二月には進学資金の問題での郵政省案というものをおつくりになった。特にその中では、貸付制度についてとか、また、この無用論に対しては必要であるということを強調されてきております。
○藤田説明員 進学資金貸し付けについての先生の御意見は私どもも大変ごもっともだと思って拝聴いたしましたが、ただ、私どもは、この制度を考えましたのは、あくまでも金融として考えたわけでございます。先生のおっしゃる点は金融で解決できる問題であるかどうかということだと思いますが、それは非常にむずかしい問題で、大臣もおっしゃっておりましたように、われわれの今後の検討課題であろうかと思います。
それと同時に、無料郵便物とするのは、進学資金貸し付けのための郵便物はすべて無料になるのですか。この点も明確にしておきたいと思います。
それと、進学資金貸し付けの条件というのは国民金融公庫法の第十九条の業務方法書というものに書くことになるわけでありますが、そうするとこれまた大臣の方になりますけれども、大蔵大臣が認可する前に郵政大臣ときちっと話し合うということになるのですか。双方勝手にやることになるんですか。
中身に入ってお尋ねしますけれども、郵便貯金の預金者に対する進学資金貸し付けの貸付利率その他貸付条件を具体的にお示しいただきたいと思います。
○説明員(森本哲夫君) ただいま郵政省で検討しております郵便貯金による進学資金貸し付け制度と申しますのは、先ほどから議論になっておりますような最近の教育に対する国民の関心の高まり、あるいは教育資金の需要の高さ、そういった実態にかんがみまして、郵便貯金としては他にこういった入学時に対する貸し付け制度が公的な制度としてはないというようなこと、あるいは現実に貯蓄の具体的目的といたしましては、老後とか病気とかという