1979-05-23 第87回国会 衆議院 逓信委員会 第11号
なお、郵貯の進学積立郵便貯金預金者のこの進学ローン御利用の方で保証基金を利用されている状況は、貸し付け申し込みの約一七%というふうに現在把握しております。
なお、郵貯の進学積立郵便貯金預金者のこの進学ローン御利用の方で保証基金を利用されている状況は、貸し付け申し込みの約一七%というふうに現在把握しております。
それから国民公庫による進学ローンにつきましては、今回の新学期から実施されたわけでございますが、一月から取り扱いが開始されまして二月末現在で申し上げますと、これは御承知のとおり、一般の民間金融機関を経由する一般貸付と、郵便局を経由する進学積立郵便貯金預金者貸付とあるわけでございますが、一般貸付につきましては、申し込みベースで九十億円、貸付の実績が四十七億円でございます。
○政府委員(徳田博美君) この進学積立郵便貯金預金者貸し付けにつきましては、郵政省では普通郵便局と特定郵便局を取扱窓口にすると予定していると、このように聞いております。簡易郵便局につきましては事務能力、人員の点から問題がございますので取り扱いをさせることは困難であろう、このように郵政省は考えておるわけでございます。
そこで今回の進学ローンは、いわゆる一般貸し付けとそれから進学積立郵便貯金預金者貸し付けと、こういう二つの制度があるわけでございますが、この二本立ての制度とした理由は何か、それぞれの違いはどこにあるのか、その点はどうでしょうか。
まず第一はいわゆる一般貸し付け、もう一つは進学積立郵便貯金預金者貸し付け、この二種類を考えております。この一般貸し付けと申しますのは、郵便貯金を行わなくても、大学あるいは高校等に進学する者の親族または進学する者について特定の所得制限を設けまして、その所得制限以下の者に金を貸すと、進学資金を融資申し上げると、こういうことでございます。
特に大蔵委員会の調査室でつくっていただいたもの等を読ましていただいても、貸付利率の説明のときに、これは一般貸付も進学積立郵便貯金預金者貸付にいたしましても、「国民金融公庫における事業資金の基準金利と同利率とする。」という、こういう説明の仕方をされているわけです。
一、進学積立郵便貯金預金者の利便をはかるため、学校の範囲の拡大及び適正な貸付金利、長期割賦返済方法など貸付条件について、特段の配慮を行うこと。 一、郵便貯金預金者の利益の増進をはかるため、直接融資方式について検討するとともに、老齢者の貯金及び退職金について特別の優遇策を考慮すること。 以上のとおりであります。