1994-09-16 第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
反対理由の第二は、その一方で、老人医療自己負担の大幅引き上げ、児童手当の支給期間の短縮、生活保護費の連続大幅削減など、福祉と国民生活を直撃するものとなっていることです。老人医療費の患者負担の増額によって年間一千億円が新たな高齢者の負担となり、病院にかかりたくてもかかれない高齢者をさらに生み出しています。
反対理由の第二は、その一方で、老人医療自己負担の大幅引き上げ、児童手当の支給期間の短縮、生活保護費の連続大幅削減など、福祉と国民生活を直撃するものとなっていることです。老人医療費の患者負担の増額によって年間一千億円が新たな高齢者の負担となり、病院にかかりたくてもかかれない高齢者をさらに生み出しています。
老人医療費自己負担の大幅引き上げ、児童手当の支給期間の短縮、生活保護費の連続大幅削減などメジロ押しです。地方交付税交付金の大規模な減額も国民の暮らしを直撃することになります。
現に老人医療費患者負担の大幅引き上げ、児童手当の支給期間の短縮、生活保護費の連続大幅削減や地方交付税交付金の大規模な減額は、国民の暮らしと営業を直撃するものとなっています。国民の切実な願いに反する政府提出予算の撤回と抜本的な組み替えを強く求めるものであります。 次に、編成替えの概要について述べます。 第一は、戦争協力でなく、世界の平和に真に貢献する予算にすることです。
さらに、児童手当の支給期間の半減、生活保護費の四年連続大幅削減など、福祉と国民生活への攻撃は容赦ありません。最悪の大衆課税である消費税についても、我が党は一貫してその廃止を要求してきました。同時に、衆議院で多数を占める自民党が廃止に反対しているもとで、国民の切実な願いにこたえて生活必需品、関連サービスなどを完全な非課税とする緊急是正措置を迫ってきました。
老人医療再改悪を皮切りとする福祉切り下げの第二ラウンドへの突入、一年限りの約束をほごにした国庫補助金カットの拡大、延長、円高不況下での中小企業対策費や農業予算の連続大幅削減、大型間接税導入の画策等々、国民への負担と犠牲の押しつけは枚挙にいとまがありません。このような国民犠牲の予算案は、国民からも決定的な反撃を受けることを断言するものであります。
また、教育の荒廃を声高に叫びながら、四十人学級の凍結を継続し、私学助成を一一%も削り込み、非行の重要原因ともなっているマンモス校対策を放置し、文教施設費の四年連続大幅削減を強行しております。みずからの責任を全く放棄して幾ら教育改革を唱えようと、国民だれ一人納得させ得るはずがないではありませんか。