1973-06-06 第71回国会 衆議院 運輸委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号
しかもこの国鉄と米軍との輸送協定の第四条適用運賃、第五条特定運賃料金の改正についての条文では「この協定の別表第一号に示す運賃料金は、乙及び連絡運輸機関の一般運賃料金が改正され、又は実費に変動を生じた場合は、それに応じ再計算のうえ、補足協定をもつて改正される」、こうなっておるにもかかわらず、実費どころか逆に値段を下げておる。
しかもこの国鉄と米軍との輸送協定の第四条適用運賃、第五条特定運賃料金の改正についての条文では「この協定の別表第一号に示す運賃料金は、乙及び連絡運輸機関の一般運賃料金が改正され、又は実費に変動を生じた場合は、それに応じ再計算のうえ、補足協定をもつて改正される」、こうなっておるにもかかわらず、実費どころか逆に値段を下げておる。
○説明員(磯崎叡君) 協定文の第八条に賠償責任という項がございまして、ここに、ちょっと読み上げますと、乙というのは国鉄ですが、「乙又は連絡運輸機関の保管にかかる手荷物、小荷物及び貨物の滅失、き損又は延着及びその取扱いにかかる旅客の死傷であって、これらの手荷物、小荷物及び貨物並びに旅客の運送を、この協定に基づき引き受けたものである場合は、日本国の法令及び諸規則により、甲に対して賠償責任を負う。」
結局たとえて申しますと、車両使用料というようなものは、これは連絡運輸会社とのやりとりでございまして、連絡運輸機関に車両が入りますと、その経過時間に応じて使用料をとるわけでございますが、これはむしろ使用料の減る方が、貨車が早く返って参って非常に輸送に貢献するわけでございますので、使用料が上らない方が望ましいというようなものもございます。