1998-06-11 第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第21号
それから第二番目には、連立政権内部、これははっきりいたしておりませんが、現在約二十政党というくらいの連立政権になっておりますので、その中でのごたごたをおさめるために一気に強い指導力を発揮したい、これが現在のバジパイ首相の思惑であっただろうと考えられます。
それから第二番目には、連立政権内部、これははっきりいたしておりませんが、現在約二十政党というくらいの連立政権になっておりますので、その中でのごたごたをおさめるために一気に強い指導力を発揮したい、これが現在のバジパイ首相の思惑であっただろうと考えられます。
ただ、政治全体をどう運営するかという連立政権のあり方については、必ずしも私どもの期待どおりにはいかなかったというので、まあ言うならば連立政権内部からいろいろな動きが出てきて、そしてああいう結果に終わらざるを得なかったというふうに考えておりますが、私どもはそれだけに、そうした連立政権の経過と経験の反省に立って、これからはより透明度の高い民主的な運営をしながら、課せられた課題について、例えば政治改革も中途半
しかしながら、連立内閣は、生活の不安を訴えるこの国民の声を無視し、国民に何らの説明もないままに打ち上げられた国民福祉税構想や、連立政権内部の長期抗争、細川前総理の政権投げ出し、少数与党による羽田内閣の成立など、国民生活を無視し、さらに、経済に対する認識不足によっていたずらに国会への予算の提出をおくらせたのであります。そして、今日なお予算の成立に至りておらないこの責任は、極めて重大であります。
しかるに、政府はその義務を怠り、国民大多数の声を無視して、連立政権内部の抗争や政治的思惑によっていたずらに提案をおくらせ、あまっさえ細川前総理は、突如みずからの疑惑追及から逃れるために辞任し、大切な予算を投げ出してしまったのであります。これは、無責任きわまりない暴挙であり、国民に対する裏切り行為で、断じて許されざることと思うのであります。
野党側の厳しい攻撃を受け、さらに連立政権内部での激しい論議を越えて、国家、国民の将来を見定めた諸施策を断行し、「責任ある変革」を実行した細川総理を初め、閣僚の各位に衷心より敬意を表するものであります。とともに、ここで「前進する国家は変化を免れることはできない」というホフマンの言葉を閣僚の皆様にもかみしめていただきたいと思うわけであります。
そういった意味では、連立政権をつくられるときに、連立政権の中の各党を比べてみましたら、その連立政権内部の政策の違いと連立政権と自民党の政策の違いと、それを比べると決して連立政権内部の政策の違いの方が小さいとは思えないんですね。
ただ、私は、冒頭申し上げたとおり、連立の時代に入ってきたということであるならば、そこで連立政権の政策を議論して合意することになると思いますし、そのことに基づいて連立政権内部、与党における選挙の協力についてもさまざまな議論があると思っておりますけれども、そうした与党の努力について、その時点時点で審判を仰ぐということになると思っております。
連立政権内部における政策の不一致、そして政府の政策と政府を構成する各党の政策の不一致、これをどのようにお感じになっておられるのでしょうか。これを言うと、連立与党は必ず、自民党の中にもいろいろな意見があると反論いたします。しかし、そのような自民党であっても、政権内部においてかくもあらわにその政策の不一致が生ずるということはありませんでした。
このようなことを申したんですが、これはドイツ内部の、連立政権内部の、いわゆる政策調整のおくれというものを印象づけた結果ではないか。