1977-11-16 第82回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
で、ただいま御指摘のございましたように、毎年被害が継続して生じておると、で、その場合には基準収穫量はその実態を反映をいたさないということになりますと、被害の生じない農家との負担の公平という点から問題が生ずることは自明でございまして、共済制度の本質からいたしますと、連年被害が発生しておることをこの制度でもって措置するということにはやはり限界がございます。
で、ただいま御指摘のございましたように、毎年被害が継続して生じておると、で、その場合には基準収穫量はその実態を反映をいたさないということになりますと、被害の生じない農家との負担の公平という点から問題が生ずることは自明でございまして、共済制度の本質からいたしますと、連年被害が発生しておることをこの制度でもって措置するということにはやはり限界がございます。
天災質金の貸し付け限度額は十五万円となっているのでありますが、天災法により災害を指定する場合に、その政令事項において、初めての被害者に対する貸し付け限度額はその三〇%、二年連続被害者に対してはその五〇%、三年以上の連年被害者に対してはその六〇%を貸し付けることと、貸し付け率を政令により制限しておるのでありまして、この限度額の制限をこの際緩和する必要があると思うのであります。
天災資金の貸し付け限度額は十五万円となっているのでありますが、天災法により災害を指定する場合に、その政令事項において、初めての被害者に対する貸し付け限度額はその三分の一、二年連続被害者に対してはその五〇%、三年以上の連年被害者に対してはその六〇%を貸し付けることと、貸し付け率を政令により制限しておるのでありまして、この限度額の制限をこの際緩和する必要があると思うのであります。
それから問題は、天災融資法を実際に適用します場合に、政令でもって融資率を単年度の被害者と連年被害者と分けて、三割、六割というふうにきめてありますが、実際に農家の手元に渡る金額は、一般被害の場合五万円程度、果樹の場合でも八万円というようなことになりますと、現実の問題として果樹農家等においては農薬、肥料等概算二万円程度は投入しておりますので、そういう点から考えて、この金額では、せっかくの天災融資法もなかなか
従って、御質問のような場合におきましても、天災法の適用がありました場合には、連年被害を受けた被害農家でありますれば、当然同様な措置を講ずることにいたしたいと考えております。
さらに、今回の貸付限度につきましては、麦のほかに果樹地帯が相当多く被害を受けておるということもございましたので、従来の一戸当りの融資限度につきましても相当大幅に緩和いたしまして、特に連年被害を受けた特別被害農業者につきましては、果樹の栽培者について十五万円の法律の限度まで貸し付け得るという道を開くことにいたしたのでございます。 それから、その次の措置は助成対策でございます。
よって政府といたしましては、これら連年被害を受けた開拓者に対し、農機具、畜舎サイロ、堆肥舎等生産の基盤となる設備を整えるに必要な資金を貸し付けることによって窮状を打開し、営農の基盤を確立させて経営の安定をはかろうと考え、新たに五分五厘で三年据置、十二年償還の資金を設けたいと存するものであります。
よって政府といたしましては、これら連年被害を受けた開拓者に対し、農機具、畜舎、サイロ、堆肥舎等生産の基盤となる設備を整えるに必要な資金を貸し付けることによって窮状を打開し、営農の基盤を確立させて経営の安定をはかろうと考え、新たに五分五厘で三年据え置き、十二年償還の資金を設けたいと存ずるものであります。
それから次に、特に今回の台風によりまして連年被害をこうむっているようなところにつきましては、これまた先般の国会で成立いたしました自作農維持創設資金融通法に基きまして、その資金ワクのうち四億円を特別なワクといたしまして、この台風その他によりまする被害の激甚なる農家に対しまして配分いたしますように、この府県別の配分を現在いたしておる状況でございます。
仕事をしまして、今度は金融側の立場に立っても、ちょうど窓口を入ったところでありまして、御指摘の第一点の北海道、東北等の単作地帯、その他地域の高冷地等も単作地帯でありますが、そういうところの被害に対しては、二毛作地帯の農家の経済余裕とか、また一作は悪くても他作が普通であれば、あるいはよりよければ耐え得る力も多い、こういうことを資金の需要量においても、お言葉がございませんでしたが、特にそういう地帯の連年被害等
○説明員(安田善一郎君) 連年被害の所につきましては、償還分を延期するという趣旨のことにつきまして、対策を講じ、具体化しようと思って研究中でありますが、方法につきましては、江田委員長から今御意見がありましたような点もございますので、借りかえというような形などを考えておるわけでございます。