1950-11-29 第9回国会 参議院 予算委員会 第2号
これが四十六億、その他が一般の今年度分の終戰処理費関係の收入でありまして、終戰処理費で支弁しておりますものにつきまして連合國側において負担すべき性質のものにつきましては、ドルを以つてその代価を得ておるのであります。このドルを外為会計に売りまして、その円收入を一般会計に入れるということに相成つたのであります。 その他の雑收入の増加につきましては特に取立てて申上げることはございません。
これが四十六億、その他が一般の今年度分の終戰処理費関係の收入でありまして、終戰処理費で支弁しておりますものにつきまして連合國側において負担すべき性質のものにつきましては、ドルを以つてその代価を得ておるのであります。このドルを外為会計に売りまして、その円收入を一般会計に入れるということに相成つたのであります。 その他の雑收入の増加につきましては特に取立てて申上げることはございません。
曾て日本から台湾或いは朝鮮にお帰りを願つた方々に対しては、船の中に連合軍側の人が乘船されたということを私は飼つたことがありますが、このナホトカから舞鶴まで、或いは將來は函館に入るかも知れませんが、この輸送船に連合國側の官憲が乘つて頂くことができるかどうか、そうした要請をして見るか、そうした点も若し政府としてできなければ、委員会としても一應お願いして見ようかというふうに私は思つておるのでありますが、御所見
ほんとうに政府が正確なる数字を押え、生産農民が納得し、また連合國側にも日本は正しい数字においてやつでおるということを認めてもらうことが、日本の信用を高めることであり、日本の農業生産をさらに世界的な水準へ高めて行く一つの方法でもありますから、そういう点について、ここに何ら政治的なかけ引きのない答弁を、私はこの際いただきたいと思うのであります。
政府は連合國側を通じて調査をされたことがあるのかどうかということを先にお伺いしたい。
またそうさせたいというのが連合國側の氣持でありますから、あえて命令の束縛をこちらが要望するのではない。できるだけ今後そういうものを出してもらわなくて、日本みずからによつて自主的に進んで行くというふうに持つて行かなければならぬと思うのであります。今お述べになりましたように、農民のみひとり虐待するというように御非難になりますが、決して農民に対して差別をして苦しめるということは毛頭ないのであります。
そこでいろいろ当時も大使館に行つて御意見を伺い、連合國側の御意見も伺つたのでありますが、日本政府からの要求というものは——今残されておるただ一つ道は連合國を通じて要請するより道がないということは、皆さん御承知の通りであります。しかしその政府の申出ももちろん効果はありまするが、より効果的なものは、國民の世論であるということを聞かされております。
引揚げの問題に関して、連合國側との渉外関係を最も今力を入れることは、もちろんでございまするが、同時にその他の部面につきましても、必要に応じまして、もちろん努力をいたす考えでおりますが、ただいま外務省の管理局におきまして、引揚促進の問題を本格的に取扱つておるのでありまして、その意味におきましては、人的の配置によりまして、遺憾なきを期しておるのでありまして、たとえば本日同席いたしておりまする管理局の高野引揚課長
從つて問題になるのは、特にこれは國際的に問題になる点でありますので、そういうものはむしろ連合國側にお任せして置いて触れない方がいいんじやないかという私は判断です。
しかして日本政府といたしましては、日本國内法に違反するというゆえをもちまして、連合國側に告知することができるということになつておるわけでございます。 それから過科等の行政罰につきましては、日本政府は民事上の裁判権を行使することができるというふうに解せられております。
しかしながら連合國側にも責任がある。ともにあると思う。帰つて來ないのは、何もソ同盟だけの責任でもなければ、日本だけの責任でもない。これを大きく簡單に言えば、連合國の責任だと思う。連合國の管理下にあつて、ポツダム宣言を受諾して降服した以上は、連合國側に絶対に責任があると思う。
これは連合國側において戰犯等を裁判しまする事務に関連いたしまして、從來連絡、あるいは調整の任に当つて参つた仕事であります。日本側に移讓された云々というお話でありましたが、私どもはまだそういう事実を承知いたしておりません。
今更申すまでもなく、連合國側におかれては、我が國民の輿望に應えて絶大なる好意を寄せられました結果、終戰当時六百数十万と言われた在外同胞中、すでに六百余万は引揚を終り、残るは主としてソ連地域及び中共地域合せて四十数万となつたのであります。この点に関しましては、連合國側の御努力に対して、この際、國民と共に深く感謝の意を表する次第であります。
ポツダム宣言によりまても、何とかひとつ連合國側を代表する司令部としまして、ソビエトに対して嚴重な期限を付して、完全に引揚げることができるような交渉をしてもらわなければ相ならぬと思うのでありますが、そういう可能性があるかどうか。
私は参議院が、できるならば一致の態度を以ちまして、その参議院の権威において連合國側に懇請がしたかつたのであります。(拍手)我々はこの修正案の内容が、恐らく國民すべての人が望んでおるところのものに触れておると思う。(拍手)その全部ではないでしようけれども、恐らくその一端はこの修正案の中に現われておると思う。
、 敗戰後すでに四年、海外に抑留せられておる同胞及びその家族に対しては、私どもの日夜心痛おくあたわざるところでありますが、政府はアメリカを初め連合國側の同情と、深く強い御援助とを求めることに最善の努力を進めながら、その同胞引揚費六十二億八千余万円を予算に盛つて、引揚に万全を期しておることが明らかとなつておるのであります。
いろいろなことが言い傳えられておるということが、誠に遺憾であつたのでありますが、当委員会としましても、しばしば連合國側を通じ、或いはソ連大使館に直接に実状の報告方をお願いしたのですが、十分なる回答が得られなかつた。内地におるところの留守家族の人達の心中は、我々言葉で言い盡されない程の苦悩に満ちておるものがある。
私どもとしては、こういう種類の損害賠償の責任というものは、依然として國際法上連合國側にあるという見解を持つておるものでありますが、しかし現在占領軍当局の方では、そういう義務はないという立場をとつておられる関係上、この問題は將來平和條約において、わが方の連合國に対して持つている請求権の一つとして提議するという建前をとらざるを得ない情勢にあるわけであります。
そうすると、もし國会で決定したことが連合國側の承認を得ることができなかつたとしたならば、一体どうなるのであろうか。一体どちらに優先権があるのか。どちらが先であり、どちらに最高の権限があるのか、この点についてお聞きしたいと思います。これは日本の主権の問題として重大な問題であると私は思いますから……
対日賠償問題は過去三ケ年間連合國側において論議せられましたが、未だ尚最終決定を見るに至らず、現在八百余の工場が幾多の不利不便を蒙むつております。而もこの八百余の工場の中には、全生産実績の六七%を占める電力部門、五五%を占める銑鉄部門、三八%を占める鋼塊部門等の重要工場が含まれておるのであります。
○委員外議員(佐藤尚武君) 阿波丸事件と申しますものは、すでに委員諸君においてもとくに御記憶のことと存じますが、日本の郵船会社の船でありまして、たしか一万一千トン級の船であるといわれておりますが、連合國側の俘虜及び抑留者に当てられたアメリカからの救恤品を積んで、昭和二十年二月十七日に南方諸地域に派遣された船であります。
阿波丸は日本郵船会社の船でありまして、連合國側の俘虜及び抑留者に宛てられた米國からの救恤品を積んで、昭和二十年二月十七日南方諸地域に派遣されました。この救恤品の輸送は米國政府からの要請に基いて行われたのでありまして、連合國から安導券を與えられていたものであります。阿波丸はその使命を果した後、二千四名の乘客及び乘組員を乘せまして、三月二十八日シンガポールから帰途についたのであります。