1965-03-09 第48回国会 参議院 運輸委員会 第10号
現在その実績でございますけれども、比較的早く日本の造船業が設備改善に手をつけました関係で、世界の新造船注文のうち約三割から四割を毎年受注しておる状況でございまして、そういう成績をあげておりますので、政府といたしましては、現在とっておりまする態度をまだ変える必要はないのではないかというふうに考えまして、政府の介入する限度を、開銀資金の、設備資金の融資というあたりにとめておるわけでございます。
現在その実績でございますけれども、比較的早く日本の造船業が設備改善に手をつけました関係で、世界の新造船注文のうち約三割から四割を毎年受注しておる状況でございまして、そういう成績をあげておりますので、政府といたしましては、現在とっておりまする態度をまだ変える必要はないのではないかというふうに考えまして、政府の介入する限度を、開銀資金の、設備資金の融資というあたりにとめておるわけでございます。
○大倉精一君 午前中に引き続いて大臣にお伺いしますけれども、この法律案のねらいとする、いわゆる外国の造船注文に対しまして建造船台を統合することについては、これは明確に判断ができる。しかしながら、第二番目の、外国の船をつくることによって、その船が日本の輸出貨物を積み取って持っていってしまうということになると、日本の船舶との競合関係が起こる。
八百万ドル、こういうものがございまして、これはすでに契約済みと思うのでありますが、私は特にこの船の問題について伺いたいのでありますが、これは相当なメーカーもありますし、二流、三流のまたドック会社もあるというようなことなんでありますが、かつて、これ以外たと私は記憶いたしておりますか、小型の船が向こうに参りまして、非常にトラブルを起こした問題があるのでありますが、その後この約二千万ドルに当たりまする造船注文
と申しますのは、リベートというのは、今船の問題で申しますと、造船注文者が造船会社に十億なら十億という船価の船の注文をして、その中から若干の割戻しがある。而もその割戻しは造船会社から注文者たる会社に来たというような場合において、それが例えばその十億の注文に対して二千万円のいわゆるリベートがあつた。これが十億の船価に対して二千万円だけ引いた。
なお造船所側の実体からいたしましても、昨年度の造船計画が非常に遅れておりましたのと、さらに本年度の造船計画の初期のものが重なり合いまして、現在相当大量の造船注文を持つておりまするが、これらの注文がこの十月ごろから漸次竣工いたしまして、来年の一月以降におきましては、ほとんど全部が船台を離れるという状況に相なつております。
もし漁船の監督と貨物船の監督とを別々にいたしますると、造船注文の彼此融通というようなことも、非常に困難になるのでございまして、かくては造船業界の、それによつて利益を得る者は別といたしまして、他の者は非常な不安を受けるというようなことになるのでございまして、造船事業善体を最も有効かつ能率的に運営いたしまして、しかもこの難局を切り抜けるためには、やはり造船事業の監督は一元的でなければならないと思うのであります
しかし肝腎の外國の方の造船注文者が前拂いをしたり、歩拂いをドルでするということがほんとうにきまつていなければ内地だけでいたずらにインフレーシヨンが起つてくる。もともと今度のはたしか聞くところによりますと、海外からは鉄鉱石と重油、あるいは粘結炭くらいはくるそうです。しかしそれでもつて内地で製鋼をして、製鋼した鋼材をもつて船をつくる。