1986-11-10 第107回国会 参議院 予算委員会 第4号
もちろん、県知事を初め県の幹部の方あるいは造船工業界のトップの方、あるいは下請の方、組合の方、こういう方々が百五十人ぐらい集まりまして、具体的な問題について詳しく陳述されました。まさに涙とともにその実態を伺ってきたわけであります。広島県側といたしましては、かなりこの問題について積極的に取り組んでおります。
もちろん、県知事を初め県の幹部の方あるいは造船工業界のトップの方、あるいは下請の方、組合の方、こういう方々が百五十人ぐらい集まりまして、具体的な問題について詳しく陳述されました。まさに涙とともにその実態を伺ってきたわけであります。広島県側といたしましては、かなりこの問題について積極的に取り組んでおります。
同時にまた、造船工業界にもいろいろとお諮りいたしまして、これはあくまで例外だからということで一応の御了解を得たということもひとつ御賢察いただきたいと思います。
○塩出啓典君 今日まで造船工業界とかあるいは海運業界として、この原子力船の実用化というものに対してどういう対応をしてきておるのか、その点を承っておきます。
ただ、私どもとしましても、そういう解撤業の趣旨は十分承知しておるつもりでございますので、逐次相談には乗っておりまして、これは先生も御承知だと存じますけれども、幸い近々、電炉業界と造船工業界の方で、そういう発生スクラップの消化問題について直接話し合いをするような機運になっております。
しかしこの問題につきましては、私たちも造船工業界の中で、いわゆる何といいますか、設備の廃棄をしなければならないのは大手の造船であって、いわゆる中小造船はそうではないんだと、そういうふうな意見も現実にあるわけです。そこで、削減の方法ではいろんな意見の対立が現実にあると思うのです。こういうような点をどのように解決していかれるおつもりか。これ第二点目としてお伺いしたいと思います。
そしてこの不況のもとで造船関係というのは特にそれがひどいという構造不況業種だと言われておるわけですから、その中でいわば造船工業界関係から言えば当てにしておる防衛庁の仕事が少ないということですね。一層ダウンしているということになると思うのですよ。それは結局はコストに皆はね返ってくるんじゃないですか。
一応、造船工業界等の春闘その他の賃金相場も終わったようでありますから、これから契約について、あらためて相談しなければならないという状態が起こりましたし、そして年を越すことのできないもので、いろいろスペックダウンその他をやってみましたけれども、ついに小型LST一隻は建造を断念いたしました。
○斉藤(正)委員 多少押し問答になりますので、この質問はここで打ち切りますけれども、私はこの際、石油危機に伴ってわが国造船工業界もいろいろな問題をかかえてきたというように判断をするものであります。特に、造船工業会へ入っているような大手の造船工業はとにかくとして、中型造船工業会あるいは小型船舶工業会等々においては、いろいろな制約が特に加わってきていると思うのであります。
「ぽりばあ」の遭難当時、私どもは造船工業界の実態につき、そうしてまた造船会社の実態につき、あまりにも下請が多い、そしてまた労働条件も悪い、低賃金だ、重労働だ、また危険な職場だというようなことも口をすっぱくして要求し指摘もしたところでもあります。
同時にまた、民間企業並びに政府の造船業に対する意欲的な取り組み方、それから技術の面、それに伴う設備、こういういろいろな要素と、世界の客観情勢が同じ方向に向いておった、それが日本の造船工業界が世界の過半数の船舶の需要を満たす結果になったのじゃなかろうか、こう判断しています。
○佐藤(孝)政府委員 造船企業に従事している従業員の努力にまつところも私は多いと思いますが、私の聞く範囲においては、日本の造船工業界がそういう従業員の労働力の犠牲の上に立って躍進をしたということは当たらないのじゃないか、かように考えております。
そのときに、この調査団の中にどうして造船工業界から入っていないのか。三十万トン、五十万トンのタンカーは今日常識的になりつつあるのに、あの狭い本土の稠密した地域にかりにCTS——貯蔵基地をつくって持ち込むとしても、その船を造船所へ行ってオーバーホールをしたり塗りかえたりすることはたいへんなことだ。この沖繩に着目してすでにエッソにしてもガルフにしても東洋石油にしても着々海を埋め立てて進行している。
○内海(清)委員 これはすでに好むと好まざると、世界の造船工業界の一つの大勢であると思います。わが国におきましても、造船業界はきわめて繁忙であったけれども、利潤はなかったというのが、最近、船価の上昇などで多少造船業界も上向きつつあると思いますけれども、設備の大型化と同時に、ずいぶん苦しんでまいった。
それから第三にお伺いいたしたいと思いますのは、最近におきまする造船工業界の世界の大勢を見ますると、造船コストがかなり上昇しておると思うのであります。
現時点におきまして、たとえば大型の造船所でやるのが高度であって、小型の造船所は貧弱であるというふうにおとりになったのではないかと、寸足らずのために私は思いますが、決してそういうわけではなくて、現在の時点では日本の造船工業界ではそういうふうになっておりますが、だんだん——この造船所の基礎機械が工作機械でございます。
いままではそういう何らの手当てなくして、船の数のほうで締めてきた、あるいは船の構造というか、そういうもので事業分野を縮小されつつあったので、これではたまらぬということで、せめて自発的、と言っては語弊があるが、造船工業界全体の立場からも、これは先ほど申し上げたように、将来のビジョンを書きながら、それに必要な金もくめんしてもらう、あるいはそのためにはやはり雨後のタケノコと言っては語弊がありますが、それぞれの
ただいま田口先生の御質問がございましたように、運輸省等からの要望もあり、造船工業界等からの希望もございまして、原子力研究所に遮蔽研究に主として利用するためにJRR炉をつくったわけでありますが、この原子炉は大体予定どおりに完成しまして、その後の調整を終わり、現在予備的基礎的実験をやっております。
質の悪いといっては語弊があるが、低劣なもので間に合うから社外工という制度があったのでありますが、最近の造船工業界は、造船のほかに、いわゆる機械分野というか、機器分野と一緒にやっていることでありますが、そういうものを考えると、やはり社外工というような存在をいつまでも残すべきじゃないし、労働の需給関係からいっても社外工が適切にとれるかどうか、これはなかなかとれなくなったので、いま御説明があったような数に
そこで、一つには、造船工業界というか、造船界の現況についてはどういうふうに認識されておるか。言うならば大手の造船関係、これは昨年OECD加盟以来、国際的に問題が出ているわけであります。日本の造船シェアが大体全体の四〇%前後というような大量の受注をいたしておりますから、そこでOECDを中心にして、まあヨーロッパ中心でありましょうが、そういうところの造船界としては、これに対して何らかの対策をとりたい。
それから、造船工業界のほうで入札を拒んだということの裏には、いまもおっしゃいましたように、非常によく連絡協調をとっておったし、そういう設計も仕様書も見せておった、官庁とも連絡がとってあるというのに拒んできたというのには、私はそれ相当の理由があるのではないかと思うのです。
私は、もちろんそれについては政府も努力をしておるだろうし、関係造船工業界自身も非常な努力をしておることを認めておるから、よりよいものをつくるのだというなら、せっかくこういう水槽試験までやって船の完全な機能を果たそうということであるから、それに必要不可欠な休憩所とかあるいは便所というものは当然つくらなければならぬ。ところが、一般につくられておる貨物船等については、その乗員のものしかないわけだ。
というならば、やはり造船工業界というものの実態、特に小造船所の実態等をも勘案してやらねばならぬ。でありますから、船腹量の策定に当たっては、十分この造船事情特に小造船所の実情、こういうものに多大の影響を与えないように、先ほど申し上げたように木造船なり何なりのいわゆる代替建造も促進する新たな政策が必要だ、こういうふうになるわけであります。
英国の造船工業界の状態を見てみなさいよ。どんなに苦悩をしておるかということ。しかも、世界各国の中で長期係船を持っておるのは英国なんです。いまや、世界の七つの海を全く支配しておった英国といえども、その造船工業界も苦悩をしておるし、それから、しかも船がたくさんつながれておる。古い船もある。米国の利子補給の問題とも関連をして、いかに世界全体が船の問題では苦労しておるかということですよ。