1987-03-27 第108回国会 参議院 運輸委員会 第2号
私自身自分の郷里に玉野を抱えて造船城下町の実態は十分に承知をしているつもりであります。
私自身自分の郷里に玉野を抱えて造船城下町の実態は十分に承知をしているつもりであります。
○国務大臣(橋本龍太郎君) いろいろなお話をたくさん伺いましたけれども、現実問題として特定の地域を挙げられましたが、それ以外にも多数のいわゆる造船城下町と言われるものが非常に苦境に立っておる状況であります。
○矢原秀男君 今、運輸大臣お聞きのように、造船城下町と言われるそういうところが雇用問題、不況打開について、非常に運輸省の新しい将来構想というものが夢や希望ということにもなっているわけでございますが、運輸大臣としては、特にこの相生関係につきましてはぜひ御協力もお願いをしたいわけでございますが、今後の課題として運輸大臣から一言お話を承りたいと思います。
また、そういうことを閣議その他で長官の方からどんどん声を出していただいてリーダーシップをとっていただきたいというのが私の気持ちでございまして、その辺の地域、また産業との調整問題について、これは非常に難しい、特に産業それ自身になりますと大変な問題でございますが、例えば造船城下町、中小企業も大変な苦労をしているわけで、ここに何らかの仕事をいわゆる誘導と申しますか、そういう点で経済企画庁は何か考えておられるのか
特に造船の場合には、これは造船のあるところは造船城下町でございまして、造船がおかしくなると、その地域全体がおかしくなるという、非常に地域経済に影響力があるわけでありますから、その点も考慮いたしましてそういう緊急な対策がとれないのかどうか、この点をお伺いをしたいと思います。
そうなりますと、ただいま御指摘あったとおり、造船城下町という条件の中では新たに再就職をするという道がほとんど閉ざされておりまして、労働者にとってはこれは死活の問題に直結してまいるわけであります。そういう考え方から、一つはどうあっても、この買い上げをするということは事業閉鎖という立場に立ちますので、何とかこれについてはわれわれとしては反対という考え方でいままで取り組んできたわけであります。