1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
それは第一番に木造住宅建設の停滞、例えば木造が五十五年に比べて約二割減っています、あるいは価格も五十五年に比べて三割安くなった、また造林手等の労賃は五割上がっておる、そんなことで大変厳しい状況を抱えている、そういう形の中に、森林関係が公益的機能を持っている、すなわち水資源の涵養とかあるいは国土保全とかを持っておる、そういう認識も改めて今されているという状況でございます。
それは第一番に木造住宅建設の停滞、例えば木造が五十五年に比べて約二割減っています、あるいは価格も五十五年に比べて三割安くなった、また造林手等の労賃は五割上がっておる、そんなことで大変厳しい状況を抱えている、そういう形の中に、森林関係が公益的機能を持っている、すなわち水資源の涵養とかあるいは国土保全とかを持っておる、そういう認識も改めて今されているという状況でございます。
そういう一方で経費は、例えば造林手賃金で二割上がっておるという形で、実は大変厳しい状況を続けておるわけでございます。 そんなことでございますが、一番問題は木材のよさをどう見るかということで、実は先生御存じと思いますが、五つの誤解というのがあると思います。一つは、やっぱり木材は地震に弱い、次は火災に弱い、長もちしない、居住性が悪い、建築費が高くつく、この五つの国民的な誤解がございます。
造林手の場合にはどうなっているかといいますと、これは基幹作業職員を一〇〇とした場合に民間の労働者の賃金は六九%、これだけ低いということです。しかも今お話しのように、聞き取り調査で云々ということですが、正確に実態が把握されていないというところにも問題があると思うのです。
具体的にお尋ねしたいのですけれども、民間のチェーンソー伐木造材手とそれから機械造林手の定額給ですね。これは出来高給との加重平均した日額賃金が出ていると思いますが、それと基幹作業職員の基準内外賃金の合計の比率で一体どうなのか聞きたいと思います。よろしいですか。
これに対しまして、林業経費等については五十七年度の木材伐出業の賃金並びに造林手の賃金がそれぞれ四十五年に比べますと三・六倍、四倍というふうに増高しまして、先生おっしゃいましたが、林業の採算性が低下しているということが問題であろうと思います。 それからもう一つは、山村地域の林業就業者の方々の高齢化が進んでいることも停滞の原因になっていると思います。
そのほか、賃金につきましては、五十四年度の木材伐出手の平均賃金は六千七百六円、それから造林手の平均賃金は五千七百二十六円というふうになっております。
造林手の基幹作業職員二十人おりましたが、二十六歳一人、四十二歳一人、四十五歳一人、四十六歳四人、四十七歳三人、四十九歳一人、五十二歳二人、五十三、五十五、五十六、五十七、五十八、六十一、一人、一人、一人、二人、一人、一人、これで二十人です。これが五十九歳で勧奨退職するとすれば、五年後に六人いなくなります。十年後には十人減ってしまいます。こういう点で若い労働者が欠けている。林野行政の先が不安になる。
その反面、造林手はこの二十年間で二〇%に減少している。八割が減っているのです。当然のこととして、不良造林地が増大したわけであります。これはあたりまえであります。労働組合の実地調査では、二十年生以下の若い造林地の四〇%が不良造林地となっているのも当然と言わなければなりません。 林地、渓流における崩壊地は、この十七年間で実に四倍から五倍に拡大したのであります。木曽谷国有林だけの話であります。
○藍原政府委員 森林組合の作業班だけの賃金については、申しわけございませんけれどもデータがございませんが、民間賃金全般につきましては、それぞれ労働省なり農林省なり林野庁で調査いたしました結果によりますと、木材伐出業につきましては、昭和五十一年で五千八百三十九円、造林手につきましては四千九百七十八円ということになっておりまして、建設の屋外作業の賃金が五千五百九十四円ということになっております。
女子の機械造林手十一名が振動病の状態になりたという例が北海道にありました。置戸です。四十八年の調査によってです。これは刈り払い機で、要治療患者ということになっているわけであります。高知県でも同様に、女子は男子の半分の使用時間でこういうような状態を呈するということが専門の医師によってはっきりしているわけであります。
そういう体制でいいのかということが一つの大きい問題だと私は指摘しておきたいわけですが、この点については、たとえばおたくの足元の労働組合の方々でさえも、「国民のための豊かな緑の山づくりのために人手と資金をいまこそ投入すべきであり、不成績造林地、造林手おくれ地の解消、治山治水、輸送部門も含めた直営直用拡大の検討は、今後の時間短縮の情勢なども踏まえ、見通し試算の全面的な見直し、検討を行なうべきである。」
それから基準局長ね、もう一つお尋ねしたいのは、これね、女子の機械造林手十一名が白ろう症状を呈しておるというのが北海道で認められたというので、北大の渡部先生の報告があるわけです。
○平松説明員 ただいま先生ご指摘の民有林労働者の賃金の状況でございますが、私どもが調査をいたしました民有林の木材伐出業、造林手の賃金と、同年次における農業労賃なりあるいは作業形態がわりあいに似ているのではないかと思われます建設の屋外作業というようなものの賃金の水準を比較してみますと、昭和四十三年の段階では、木材伐出業の平均が千八百六十五円、それに対しまして造林手の平均が千五百四円ということで、これは
ただ、造林手の平均は、四十三年が千五百四円で、四十六年が二千二百五十七円というぐあいに上がってきておりますが、伐木に対して造林は低いという状態でございますし、参考までに建設の屋外作業というものが、昭和四十三年千七百五十六円、四十六年の二千六百五十円というのに比べて、おおむね伐出業についてはこれに近い数字でございます。
林業基本法に、他産業並みの生活が確保できる所得水準、労働条件の実現をうたって久しいにもかかわらず、労働省発表の産業別労働賃金を見ても、全産業平均三千七百十七円に対し、林業造林手は二千円と著しく低く、しかもチェーンソーの導入等機械化による労働災害は増大の傾向にあり、猶予することなく、労働条件、作業環境の改善整備をはからねばならないと存じます。
機械造林手の方が四千七百五十三名。造林手の方が一万百九十一名。育苗関係の方が五千三十四名。林道土木手の皆さんが二千六百三十三名。その他炊事関係をやっている方が二千五百二十二名。製品の調査手の方々が二百八名。一般作業手が二百九十名。その他が四百四十七名。合計三万七千二百二十名。こういう数字なんです。ですからいま三万七千二百二十名、こう申し上げたのだけれども、この方々がいずれにせよ中心である。
○政府委員(松本守雄君) 伐木造材手、機械造林手、こういう振動機械を持っておる作業員の全体から見まして二五%になっております。
それから集運材手が二千九百二円、造林手が千八百十一円、それから集材機等運転手が二千三百七十八円、育苗手が千二百四十円、炊事手が千四百八十三円でございます。
ただ、先生おっしゃるのは、伐木造林手がそれ以外になった場合にはやはりそれなりに若干減るのじゃないか、それではけしからぬ、こうおっしゃることはあるわけでございます。しかし、われわれは格賃——その人の日給、格賃というものについては大体考えてまいりたい、検討いたしたいと思いますが、問題はその人が出来高で収得する賃金がございます。
いま言われている、中村委員の質問されている伐木手が格づけ賃金幾ら、それの常用が幾らとか、定期、臨時、これのことを聞いているんじゃなくて、それの伐木手、運材手あるいは造林手すべてを含めたものの平均の格づけ賃金が幾らになっているか、これを聞いているわけです。
次に、この人たちの賃金について申し上げますと、主要職種の昭和三十八年四月から十二月までの全国平均について調べてみますと、造林手が一日七百十三円、育苗手、苗をつくる人でありますが、四百十六円、土工が七百三十二円、炊事手四百九十六円、集材手千百三十九円、集材機運転手八百五十円、こういう状態であります。これを月収に換算してみますと、土工で月一万七千五百円、育苗手においては一万一千円程度にしかなりません。