2020-11-24 第203回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
○大門実紀史君 そうはいっても、二〇〇一年に私国会に参りまして、当時は速水総裁でございましたが、いろんなことがあって、なかなか、日本銀行としての独立性が本当に維持、堅持されてきたのかという点は何度も議論させてもらっていますが、疑問に思っているところもあるわけであります。
○大門実紀史君 そうはいっても、二〇〇一年に私国会に参りまして、当時は速水総裁でございましたが、いろんなことがあって、なかなか、日本銀行としての独立性が本当に維持、堅持されてきたのかという点は何度も議論させてもらっていますが、疑問に思っているところもあるわけであります。
雨宮正佳君) 細かい政策手段ですとか、例えば出口におけるどういう手段があるか、あるいは追加緩和手段としてどういうものがあるかといったこととは別に、基本的な私の思いということで申し上げますと、これは先ほど所信でも申し述べましたが、私はたまたま過去二十年間、企画セクションに長くおりまして、やはり言ってみればデフレとの戦いの最前線に身を置いてきた者ですので、この間、総裁は、課長時代から振り返りますと、速水総裁
ずっと見てきますと、黒田さんも衆議院の議運ではちょっとお答えになっていますけど、速水さん、私は、速水総裁、福井総裁、白川総裁と黒田総裁ですけれども、速水さんのときにかなりいろいろ、ゼロ金利の解除が早かったということでかなり政治的に圧力があって、財政金融委員会なんかではもうつるし上げのような状態があったりして、私は、唯一速水さんを守ってといいますかね、そういう圧力に屈するなということで、まあいろいろありましたけれども
この二十年、その独立性のあり方については、今総裁が述べられた速水総裁の時期も含めて、さまざま政府とのやりとりもありましたし、ここ数年は、いわゆるリフレ派と言われる方々が、インフレファイターとしての中央銀行には独立性、自主性というのは歴史的な一つのものとして必要なものかもしれないけれども、デフレに対応していくにはむしろ有害ではないかということで、独立性をむしろこの時期には制限する方向で改正してはどうか
これ、実は一九九九年に日銀の当時の速水総裁がこういうことを予言しているんですけれども、読み上げますね。日本経済の構造問題は、経済のグローバル化が進み、外国人投資家による株式保有も増加する中で、従来のボリューム志向に代えて利益率を重視する経営姿勢が我が国企業に広まりつつあることというふうに言っています。
あの速水総裁の発言、何だったんでしょうね。 これは、速水総裁、やっぱりハイパーインフレになることを懸念して、五十兆持っているとそういうリスクがある、インフレになっちゃうリスクがあるよと心配されて発言しているのに、今、二百六十一兆円なんですから、これをどういうふうに理解したらよろしいんですか。速水さんは杞憂だったんでしょうかね、発言は。
日銀総裁、私もこれまで、速水総裁あるいは福井総裁、白川総裁と、ここのことについてしっかりと議論してきました。非常に保守的なスタンスでした。通貨の番人です。この時代と今と違う理由、そして、国債、何でもやるとおっしゃっている、その整合性について黒田総裁に伺いたいと思います。
そういう意味では、ちょうど速水総裁のころからずっと物価の下落が続いているということは事実でございます。
また、デフレじゃないかという議論をされたときにも、速水総裁はたしか、いいデフレ、悪いデフレという話で、別に問題があるデフレではないような見解をお持ちだったと思います。
私自身は、年はまだ若いんですが、もう結構、十年以上国会議員をやっておりまして、その間、日銀総裁も、速水総裁、福井総裁、白川総裁、そして黒田総裁、四人目ということになりますが、今日は、基本的な考え方、時間も限られておりますので、お伺いしたいと思います。
ちょうど十年前のきょうですか、この予算委員会で速水総裁と、今と同じ議論をしたんです。あのときは、一%長期金利が上がると約一兆円の含み損が生まれるということでした。今、それが、お話のように、物すごく膨れているわけです。 私は、今すぐ長期金利が上がるというリスクを言っているんじゃないんです。
かつての日銀総裁の速水総裁が提唱したように、強い円ともてはやされていましたが、今や全ての元凶、デフレの原因とまで言われております。その時々において評価が分かれるのは当然かもしれません、円高にも限度があると思いますけれども、現在の円高はよい円高なのか悪い円高なのか、それともこのように評価をつけること自体がおかしいのか、お考えをお聞かせ願えますでしょうか。
私はずっとこの問題をめぐって速水総裁とも議論をしてきて、三兆、四兆の日銀当座預金残高しかなくて三十兆まで上げたんですよ。今、当座預金残高幾らでしょうか。
これ、一九九九年の四月十四日の日銀総裁、速水総裁だと思いますけれども、デフレ懸念が払拭されたと判断するときの条件は何かという記者からのお尋ねに対して、条件と言われても困るが、この辺は、私どものいわゆる長年の経験や専門的な見方で判断できると思っているとおっしゃっています。
例えば、ゼロ金利政策のときでしたら、デフレ懸念の払拭ということが展望できる情勢になるまでという速水総裁の御発言があって、実際にゼロ金利政策から離脱をしましたのが、これが二〇〇〇年の八月になりますが、では、その二〇〇〇年の八月にはデフレ懸念の払拭ということが展望できるようになっていたんでしょうか。その点についてお答えいただきたいと思います。
量的緩和、速水総裁そして福井総裁の時代には行われていたわけでございますが、二〇〇六年三月からもう解除されて行われていないということでございます。量的緩和を私自身はやはり行うべきなのではないかというふうに考えているわけでございますが、日銀総裁は、白川総裁は効果と副作用を考えるということをおっしゃっていらっしゃいます。
それで、日本銀行は、速水総裁の時代から今の白川総裁に至るまで、例えば、ゼロ金利は好ましくないという言い方をする際に、短期金融市場の機能が低下するからだという言い方を一貫して言っておられます。そういった理由を挙げて、ゼロ金利の解除等を行ってきたり、量的緩和の解除を行ったりということもしてきたわけです。
速水総裁が亡くなられて、私は恐らく、日銀の方から後で聞いて、速水総裁を国会に一番たくさん呼んだ男だということで、大変、もしかするとそのことが一つの要因になったかなと思っておりますので、よろしくお伝えください。よろしく言ってください。どうも、よろしくお願いします。
速水総裁の時代、また福井総裁の前半、すなわち伝統的な金融政策から積極的に乖離して政府・与党の意見を取り上げていった時期と私は思っているわけですけれども、その三期目は後半のときでございまして、今、伝統的金融政策に回帰する努力をされている時期であろうと、こういうふうに大きく分けて三つの期に分けて拝見をしておりまして、総裁、先ほど来からお話ございましたが、直近の消費者物価指数だけを見ると、いわゆるインフレ
大変、私事で恐縮でございますが、国会で仕事をさせていただくようになりまして、一回目の質問が日銀速水総裁に対する御質問でございまして、今日が質問、討論、発言の百回目なものですから、ちょうど切りのいいところは古巣に質問をさせていただきたいということで今日は質問に立たせていただきました。 さて、今日は両審議委員、新しい審議委員にもおいでいただいております。
速水総裁がどういうふうに具体的に対処されましたかは私は存じておりませんが、私は私なりに、今回のファンドの最終決算が終わった後の処理を中心に、きちっとこれは処理をさせていただくというふうにお約束をいたします。
その経過につきましてはもうさまざま報道されていますから、時間もありませんので特に申し上げるつもりはございませんけれども、私が一つ申し上げたいのは、福井総裁の前の総裁でございました速水総裁、速水総裁は、総裁に就任される前に日商岩井の役員を務められておりました。
実は、ちょうどゼロ金利になったときに速水総裁とやり取りをさしていただいた。そのとき速水総裁が、インフレターゲットの議論が非常に活発であって、そのときに速水総裁が、実は二〇〇一年の三月でしたけれども、二〇〇〇年の十月に「「物価の安定」についての考え方」を、レポートを発表された。そのときに、実はこういうことをおっしゃっているんです。
長期金利が一%上がれば、いろいろな前提を置くわけですが、日銀のバランスシートはどれぐらい崩れるんだろうか、経済のアンカーである日銀の役割はどれほど損なわれるんだろうかという議論を、速水総裁そして今の福井総裁ともやらせていただきました。私たちは、自由経済を目指すべきだ、自由経済を目指すからには、まさに金利をコントロールできるかのようなことを振りまくべきではないというふうに思います。
実は、今朝の御議論でも申し上げたんですが、私ども昔は大蔵省と言っておりまして、今は財務省になっておりますが、その間でいろんなことがございまして、日銀の金融政策決定の独立性を高めるために日銀法の改正が、あれ出ましたのは何年でしたか、そういうことで、日銀の政策決定、速水総裁そして福井総裁それぞれ御苦労をされてきたところだと思いますし、また金融危機の当時に、金融政策はもっとマーケットオリエンテッドなものにならなきゃいかぬということで