1992-05-27 第123回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
ところが今回のやり方は、速度制限そのものを取っ払ってしまう、なくしてしまうというものなんですね。これはべらぼうな話だというふうに私は思うのです。 しかもこの問題では、飛行機が飛んでいる間の、運航の最高責任者はパイロットだといっていいと思うのです、いろいろな事態を掌握しながら安全な飛行をやっていくわけですから。そのパイロットの皆さんが大変強い懸念を表明されているわけです。
ところが今回のやり方は、速度制限そのものを取っ払ってしまう、なくしてしまうというものなんですね。これはべらぼうな話だというふうに私は思うのです。 しかもこの問題では、飛行機が飛んでいる間の、運航の最高責任者はパイロットだといっていいと思うのです、いろいろな事態を掌握しながら安全な飛行をやっていくわけですから。そのパイロットの皆さんが大変強い懸念を表明されているわけです。
したがって、五十キロの速度制限そのものは、事故発生後も変更はいたしておりません。 ただ、この場所につきましては、具体的にカーブとか橋に入る場所でございますので、速度を落としてほしいという看板でドライバーに注意を促しているところでございます。
こういうことを考えますと、現在の最高速度制限そのものに無理があるという説もございます。一面いえば、必ずしもそうではなくて、現在の道路施設等から考えればあのスピードが限界であるという考え方もございます。その点は、結局文明の進歩に見合うようなスピードを上げるということになりますと、スピードを中心にしてものを考えれば、やはり道路施設、信号施設がよくなければならないということになってくるのであります。