1972-04-21 第68回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
この問題は、通貨闘争と呼ばれるほどに現地では大きな問題になっております。私は、この件に関しましても、二月十六日の政府の緊急措置、さらには、去る十四日の衆議院大蔵委員会におきますところの附帯決議等と、山中長官の努力はそれなりに高く評価しておるものでございますけれども、あれだけで私はこの問題が解決されたとは見ておらないのであります。一体、大臣はあれでもう精一ぱいだとお考えになっておられるのか。
この問題は、通貨闘争と呼ばれるほどに現地では大きな問題になっております。私は、この件に関しましても、二月十六日の政府の緊急措置、さらには、去る十四日の衆議院大蔵委員会におきますところの附帯決議等と、山中長官の努力はそれなりに高く評価しておるものでございますけれども、あれだけで私はこの問題が解決されたとは見ておらないのであります。一体、大臣はあれでもう精一ぱいだとお考えになっておられるのか。
特に、県民生活と密接にかかわり合っております通貨の問題、あるいは復帰後の労働、企業の安定等をめぐって、労使間が鋭く通貨闘争で対立せざるを得ない、きわめて憂慮すべき実情にあると言っても過言ではないと思います。
○上原委員 この間の現地の金融関係あるいは県労協、同盟の諸君の通貨闘争によって、いま大臣がおっしゃった許認可料金を一ドル対三百六十円に読みかえることによって労働者の賃金を保障するということは、これは全体的な要求ではなかったわけですが、おもにそういう企業に従事をしている労働者がそういう要求なり要請を出した。